名医も実践している「風邪のひきはじめの治し方」がとっても役立つので、5つにまとめました。
風邪をひき始めていて「早く治したい」人は必見です。
こんにちは。
元健康予防生活アドバイザーのkasumiです。
珍しくテレビをつけてみたら、ちょうど「林修の今でしょ!」で、名医もやってる風邪の治し方をやっていました。
テレビでは説明のなかった補足部分や私の体験も加えてまとめています。
風邪のひきはじめの時の治し方
「名医もやっている」というのがポイント高いですよね。
医者もやってるんだから、間違いないだろう!
テレビでは5位から順に紹介してましたが、ここでは逆順になってます。
全部やればOK。(*´ω`)
1.温めたバナナを食べる
1つ目はバナナ。
温めたバナナは確かに体に良いって言いますね。
焼きバナナとか一時期流行りましたもんね。
なぜ温めたバナナなのかというと、
バナナに含まれるフィトケミカルは、温めると体の免疫力をアップさせるサポートになるから。
[su_note note_color=”#dff5fe”]※フィトケミカルとは、
「野菜・果物・豆類・イモ類・海藻・お茶など植物性食品の色素や香り、灰汁などの成分から発見された化学物質」のこと。
免疫力のアップにも良いのではないかと期待されている。
現在はまだ研究中。[/su_note]
バナナの温め方はこちら。
[su_note note_color=”#dff5fe”]【バナナの温め方】
バナナの皮をむいて耐熱皿にのせる
電子レンジ600Wで30〜40秒加熱する[/su_note]
さらに効果アップさせるなら
ホットヨーグルトと一緒に温めたバナナを摂ると◎
免疫力アップのカギを握るのは腸内環境でもあるので、ホットヨーグルトで腸内環境をサポート。
2.ハッカ飴を舐めながらお風呂に入る
なぜハッカ飴??と思ったら、
ハッカ飴に入っている“メントール”が、咳止めやうがい薬にも使われているものなので、鼻づまりや喉がイガイガするときにちょうど良いそう。
“お風呂に入りながら”というのがポイント。
喉の奥にある”線毛”という部分は、乾燥してくると菌や微生物をしっかりつかまえられなくなります。
[su_note note_color=”#dff5fe”]※線毛は鼻の中に入ってきた菌や微生物を鼻の奥に運んでいます。
そして健康な状態の時は鼻の中は粘液によって適度に湿気を含み、粘膜へ流れてくる血液によって温められています。
健康な状態の時、鼻の中は適度に温められて湿り気を含んだ空気をのどに送れるようになっています。
風邪などで体調を崩し、”体本来の働きが弱る”とその状態を保てなくなってくるんですね。[/su_note]
お風呂に入っている時は湯気で乾燥しにくくなります。
ハッカに含まれるメントールが温められて湿った空気と一緒にのどの奥に送られて
鼻詰まりやのどの痛みにききやすくなります。
そして、お風呂から出たら”すぐに”寝る!
これが大事。
また乾燥しないうちに、湯冷めしてせっかくあげた体温を下げないうちに、さっさと寝る!
ちなみに・・お風呂上がりで汗をかいている時は、
汗が蒸発して体を冷やさないようタオルを敷くといいそうですよ。
3.おかゆに青ネギを入れて食べる
ネギの青い部分にはアリシンという成分が含まれています。
この成分が風邪菌をやっつけるのに良い。
[su_note note_color=”#dff5fe”]※アリシンとはニンニク由来の強ーい抗菌・抗カビ作用をもつ化合物。
菌をやっつける、という部分においてだけでなく疲労回復や血行促進おいても風邪のときのサポートになりそう。
ちなみに源氏物語にもアリシンを多く含む”ニンニク”が風邪症状の薬として使われていた記述が残っています。[/su_note]
なので、風邪のひきはじめの時の食事は青ネギ入りのおかゆで決まり!
4.自分の体格に合わせて漢方薬を飲む
風邪のひきはじめに風邪薬を飲む人も多いですが、今回紹介している漢方薬は、風邪薬とはちょっと役割が違います。
ちなみに市販の西洋薬は「風邪だとわかったら飲む」
漢方薬は「風邪かもしれないって状態で飲む」
西洋医学は基本、病気や疾病に“なった後”対処するものです。
漢方薬は、自分に合うものをきちんと選んで確認することで、この「自分に合うものを見つける」のが1番大事。
《風邪のひきはじめに選びたい体格別の4つの漢方薬》
がっちり体型 | 麻黄湯(まおうとう)【製品番号27番】 |
中肉中背~ちょいがっちり体型 | 葛根湯(かっこんとう)【製品番号1番】 |
中肉中背~ちょい細め | 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)【製品番号127番】 |
お年寄り | 桂枝湯(けいしとう)【製品番号45番】 |
上記から自分の体格に合った漢方薬を選んで飲むといいです。
麻黄湯・麻黄附子細辛湯・桂枝湯には麻黄が入っている為、心臓がドキドキする作用がある。
他には副作用として、食用がなくなる・ムカムカする・血圧が上がる・・など。
副作用が心配な時は、1番弱い桂枝湯から試すと良い。
漢方薬にも副作用、ありますよ
※この時コメントしてた医師の方が「漢方薬にも当然副作用あります。」って答えてましたが、アドバイザーの頃、「漢方薬にも副作用ありますよ。」と話すと毎回「えぇっっ?!」と声が上がりました。
なぜか「漢方薬は薬草だから、自然のものだし、副作用は無い」って思うらしいです。
自然の植物も身を守るために毒を持ちます。
その毒が人間に良くない作用をすることだって当然あるわけで。
すると今度は決まって
「化学薬品よりは副作用は弱いでしょ?」と聞かれるんですけど、漢方薬だって効果が強いものなら副作用も強いです。
猛毒を持つ植物もいっぱいありますし、毒と薬は紙一重って言いますよね。
その点では”化学薬品”よりは“ってのは無いと思ってます。
石油から作られた薬よりはマシって意味ならありかもしれません。
・・・それに、現在の大半の漢方薬は薬草を煎じたものではなくなっています。
薬だけで治そうとしないこと、が大事かなと思います。
5.20分ウォーキングする
ウォーキングすることで体温を上げ、免疫細胞活性化→風邪を撃退
「風邪を引きそうだから・・」と動かずじっとしているよりも、筋トレやストレッチなどでもいいので体を動かして熱を上げる。
一瞬、「え?!風邪ひいてもウォーキング?!」と思いましたが、これは「風邪のひきはじめ」にやることでした。(;’∀’)
風邪のひきはじめは熱を上げて菌を弱らせて風邪を長引かせず「本格的に風邪をひく前にさっさと治す」
名医がポイントをズバッと言ってくれてました。
『大事なのは熱を上げること。
下げたらダメ。
熱を下げるようなことをするともっとひどくなる。
ひどくなったら病院に行った方が良い』
はい。(*´ω`)
病院は「なってから」行くところ。
風邪になる前は自前の免疫力で、これ以上風邪を悪化させないようにさっさと治しちゃいましょう♪
【風邪のひき始めの治し方】まとめとぼやき。
5つのポイントを見ても、お風呂でハッカ飴と漢方薬以外は普段からもやっておいた方が断然良さそうですね。
風邪をひきそうな秋冬にかけて、普段から免疫力を維持しておきたいところです(/ω\)
私は”予防医療”を広める立場にいたので、ちょっと違う視点からもテレビを見てました。
西洋医学のように病気になってから治す、という考え方ではなく、病気にならないように生活する(普段から予防する)というのが”予防”ですね。
当たり前といえば当たり前なのに、広めようとすれば広めようとするほど、「なってから対処」の意識が深く深~く根付いていてどの地域でも悩まされました。
テレビで健康系の番組をやっていても、若い人で熱心に見てる人はあまりいなかったですしね・・。
今は年配の方よりも若い人の方が年齢に比べて免疫力も落ちている人が多く、「今から」が大事なのに・・(>_<)
でも、風邪なら若い人でも”自分にも関係あること”として興味を持ちやすいし、テレビを見た人も多いかも・・と思いました。
人気の林修先生のテレビだしね!(笑)
ダイエットなんてわざわざ意識しなくても良くなるし、アレルギーやアトピー、冷え性だって悩む人も減ると思うのになあ。
風邪でもダイエットでも、入り口はなんでもいいから、もっと体に関心を、健康に関心を持つ人が増えると良いな・・。
[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_service title=”風邪がずっと治らないのはなぜ?長引く人の習慣と早く治すコツ” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#fc7543″ size=”20″]一晩で治るどころか、1週間、あるいはそれ以上風邪が長引く人が無意識でやってる習慣をお話しします。[/su_service]
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