健康

高齢者の熱中症の原因と症状を知って上手に予防を伝えよう

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こんにちは!kasumiです。

今沖縄で本土より一足先に暑さを体感しています。
暑くなってくると心配なのが熱中症。

前の仕事で健康や病気関連の話をしながら全国回っていましたが、
夏前は若者から高齢者まで熱中症予防の話も出ました。

こんな時相談されるのが、
「うちのおばあちゃんに熱中症を
気を付けてほしいんだけど何て伝えたらいいの?」

 

いくら身内が心配しても、蒸し暑い部屋の中で
冷房もつけず「大丈夫」と言い張る。

「水分はたっぷりとってるから大丈夫」
というが”水”ではないので心配。

 

・・いろいろ心配する身内の声を聞きました。

そこで、自分の両親や祖父母に
熱中症の予防方法を伝える時の上手な伝え方
を紹介します。

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高齢者の熱中症の原因

高齢者の熱中症は、「感覚でわかりにくくなっていて
本人も危険に気づきにくい」点がやっかいです。

 

暑さを感じにくくなっている

家の中は日が当たってないから大丈夫と勘違いしやすいですが、
高温多湿で無風の状態は熱中症になりやすいです。

日本の夏は湿気が多いです。
夏休み時期に日本に旅行に来た海外旅行客が
暑さにぐったりしているニュースが流れる事がありますが、
暑い国から来た外人さんもぐったりするくらい、”蒸し暑い”国です。

湿度が低ければ日陰へ入れば涼しいですが、
湿度が高いので、日のあたっていない室内でも油断はできません

 

高齢者の方で多いのは、
蒸し暑い室内でも冷房をつけずに過ごしている事。
熱中症で倒れた高齢者の大半は、
室内で冷房をつけていなかった家です。

暑さを感じにくい」というのがポイントです。
感覚でわからないものって、気づきにくいです。

 

水分量が少ない

そして、水分不足。
年と共に体内の水分量も減ってきます。

高齢者になると”若いころに比べて”食は細くなっています。
それにより食事から得られる水分や塩分も
必要量より少なくなりがちです。

「のどが渇いた」ということも感じにくいのも原因のひとつ。
本人は「十分摂っている」と思っても
足りないことが多々あります。

 

汗をかきにくく体温調節しにくい

また、汗をかいて体温調節をする
体の働きもにぶくなっているので、
体の中に熱がこもりやすくなっています。

 

話を聞いていると、
「トイレに行きたくなるから
寝る前や夜中トイレに行った時は水を飲まないようにしてる」
人が多かったですが、逆効果です。
他の病気の予防のためにも
夜寝る前も水を飲んだ方がいいです。

 

 

「暑い」「のどが乾いた」などの
感覚的なことが分かりづらくなっていることが
高齢者が熱中症になりやすいモトかもしれません。

あとはいつも申し上げにくいですが、
自分の体力・若さへの過信

年齢問わず、同じ環境でも熱中症になる人とならない人がいます。
それは体力や免疫力・抵抗力といったその人自身の力の差です。

若者でも普段の生活習慣が乱れていれば、
熱中症になりやすい人もいます。
ただ、若さゆえのもともとの体力があるためなりにくいだけです。
ただ、自分の両親や祖父母に
年の事をあまり指摘してほしくはありません。

「年なんだから注意して」なんて言っていませんか?

年をとることは悪いことではないのに
改めて年齢を重ねていることを指摘されると落ち込みますし、
そのせいで元気をなくしてほしくもないですよね。

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家族皆で気をつけよう!と情報共有する意識でいるといいです。

 

高齢者熱中症の初期症状 こんな状態になったら注意

下記の初期症状を話しておき、
この状態になったらすぐ対策をとるようにします。

これは家族全員で共有し、
自分も親も祖父母も皆で気をつけます。

 

  • イヤな汗が止まらない
  • 少しふらつく
  • めまいや立ちくらみがする
  • 顔がほてる
  • 手足など体の一部がつる

気づいたときにはどんどん進行する熱中症

頭痛がしたり、吐き気や嘔吐までになると
かなり症状が進んでいます。
呼びかけにも反応できず、
自分で水分補給も出来なくなる状態になると危険です。

初期症状を皆に話しておいて、
この状態になったら経口補水液を飲んだり
涼しくする工夫を家族全員で約束をしておくといいです。

 

大事なのは、高齢者だけに注意させないこと。
皆で注意を共有すること
です。
誰だって、よっぽどの子供でなければ
自分だけが心配されて注意されると感じるのは面白くないはずです。

 

高齢者の熱中症 親や祖父母への上手な予防の呼びかけ方

 

熱中症予防:水分

高齢者になると汗をかきにくくなり、
水分が失われている感覚が乏しくなります。
ですが、体表からも呼気からも少しずつ水分は失われています。

  • 水分を失っている感覚がわかりづらい
  • のどが渇いた感覚があまりない
感覚でわかりにくいので、
「気づかないうちに」熱中症の症状は進行します。

なので、1日で摂る水分量を決めておきます。
高齢者の場合は1日に1ℓ程度の水分をとるといいです。

ただし、コーヒーやジュースではありません。
お茶も多少はいいですが、利尿作用があります。
1リットルのほとんどを
こうした嗜好品で補うのはやめた方がいいです。

 

おすすめは経口補水液

経口補水液は医師の指導の元飲んでください。
ドラッグストアなどにも売られていますが、
その際は薬剤師さんに飲み方を聞いてくださいね。
特に持病をお持ちの方は、かかりつけ医の指導の元で。

 

熱中症予防:温度・湿度

まず、「暑い」などの体感には頼らないよう、
室内に温度と湿度を測れるものを置きます。

実際に数値で「目に見える形」にするとわかりやすいです。

 

高齢者が心配するのは、
「冷房をつけると外気との温度差が体に悪い」ということ。

そこで、エアコン温度を
高めの28〜29度くらいに設定し、
外との差を少なくするといいです。

 

ここで大事なのが、湿度が下がること。

高温多湿の条件は室内で揃っています。
エアコンをつけることで湿度を下げることが
ポイントということを伝えます。

また、太陽の位置が高い日中の外出は控え、
朝早くか夕方の外出にするようにするのも大事です。

 

まとめ

  1. 家族皆で気をつけようね!という意識
  2. 万一のために初期症状を皆で知っておく
  3. 皆が1日1ℓ(若年者は1.5ℓ)水分を摂る約束
  4. 温度計と湿度計をおく
  5. 室内は高め温度設定の冷房を入れる
  6. 湿度を下げる工夫

自分の親や祖父母だけでなく
家族皆で熱中症を気を付けて元気に夏を乗り切りましょう!

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