汗で顔がかゆい時の原因と対策

健康

暑くなってきて汗をかくようになると顔がかゆくなることはありませんか?

顔がかゆいときは、肌が何らかのトラブルにあっている時。

顔に汗をかいて乾燥を招いていることもあります。

ここでは、暑さで汗をかくと顔がかゆくなってしまう時にできる対策をまとめました。

汗をかいたときの顔のかゆみを抑えて快適に過ごせるようにしましょう。

スポンサーリンク

汗で顔がかゆくなる原因

汗をかくと顔にかゆみが出るのは、汗でダメージを受けやすい肌になってしまっている状態だからです。

汗荒れといって、汗が皮脂やほこり、化粧の油分などと混じって雑菌が繁殖しやすくなるのです。

菌が繁殖すると炎症を起こしてかゆみが出やすくなります。

あせもの可能性

また、顔がかゆいのは「あせも」の可能性もあります。

最近は生活習慣の乱れやストレスで、大人にもあせもができるようになっています。

生活習慣の乱れで肌のバリア機能が弱まり、ダメージを受けやすくなっている状態。

あせもというと子供特有のものに思われがちですが、現代人の生活習慣の変化によるものですね。。

あかくなって少しぶつぶつしたものができていれば、あせもの可能性も。
(ぶつぶつはできないこともあります。あせもかどうかわからない時は病院へ。)

アレルギーの可能性

かゆみが出るのが顔だけでなければ、アレルギーの可能性もあります。

体の正常な働きが出来ていない状態です。

この場合は、病院にいかなければアレルギーかどうかはわかりません。

ただ、薬を処方されても薬にはアレルギーを”治す”効果はないということだけ覚えておいてください。

どんな薬も症状を”抑える”ためのもの。

本来は薬の力で症状を”抑えて”いる間に、自分の生活習慣を改善して自分の免疫力・抵抗力を高めて”治す”ものです。

根本原因の生活習慣を整えず、「薬を飲んでれば治る」わけではありません。

アレルギーかどうかは自分で判断はできませんので、病院でアレルギーの検査を受けてみてくださいね。

汗で顔がかゆい時は乾燥している⁈

顔がかゆいのは、汗がきっかけで乾燥していることが原因の一つになっています。

夏の乾燥は、クーラーや紫外線の影響だけではありません。

汗をかくと水分が蒸発し、水分とくっついた角質の天然保湿成分も水分と一緒に奪われていきます。

通常は角質に水分を補給して肌は守られていますが、汗で皮膚表面の水分が多すぎると、潤いを維持する角質の働きも失われやすくなっていくのです。

長時間お風呂やプールに浸かっていると肌がふやけて皮膚がはがれやすくなるのと同じで、汗をかいた肌も角質がはがれやすく、角質の持つ保湿機能が弱くなっています。

湿度が高くジメッとした日本の夏は乾燥に気づきにくく、秋になって気づく人が多いです。

ですが、夏の汗をかきやすい時期こそ乾燥肌の土台を作りやすい時期とも言えるので要注意。

夏は湿気も多く、汗をかくのでなんとなく乾燥とは無縁のイメージですが、
気づかないうちに肌が乾燥し、カサカサしてかゆくなっていることも多いのではないでしょうか。

汗で顔がかゆくなる時の対策

汗をかいて顔がかゆい時は肌がダメージを受けやすい状態になっています。

では、どんな対策が必要か?

まとめてみました。

必要なのは、シンプルで基本的なことばかりです。

まずは保湿!

乾燥に対しては徹底して保湿が大事。

角質層が薄く、外部刺激に弱くなっているとちょっとした刺激でもかゆみを感じやすくなります。

保湿をしっかりすることで、肌のターンオーバーを整えましょう。

夏になると脂っぽくなりがちで、洗顔もしっかり皮脂を取り去るものを使う人が多いですが、皮脂を取り去ると自分の肌を守ろうとして余計に皮脂を出していきます。

そのせいでさらに脂っぽくなり、もっと皮脂を取る洗い方をして・・と悪循環。

まずは角質層を水分で満たすこと。

たっぷりの化粧水を何度もハンドプレスでなじませて最後に必ず乳液などでフタをして、水分を逃さない工夫を。

フタがないと水分が蒸発しやすく、皮脂が出やすくなります。

冬に使うような重めテクスチャーのクリームを使う必要はありませんが、化粧水の水分をしっかりと閉じ込めておけるものを使いましょう。

生活習慣の改善

顔がかゆくなるのは、肌が敏感になっている証拠。

ストレスや自律神経の乱れも顔のかゆみの原因になりやすいので、生活習慣を見直してみましょう。

適度な運動や質の良い睡眠、バランスの良い食事を心がけます。

睡眠は長時間眠ればいいというわけではなく、毎日同じ時間に、できれば日付が変わる頃には布団に入るのが理想。

運動は過度にやる必要はなく、ウォーキングやジョギング、ストレッチなど30分以上軽く汗をかくような運動でOK。

普段運動し慣れていない人は急に過度な運動をするとかえって体の負担になるので、ウォーキングなどの軽い運動から始めましょう。

「継続してできるかどうか?」が自分の運動メニューを決めるポイントです。

ダイエットで食事の量やカロリーを気にする人もいますが、食事はバランスが大事。

量やカロリーは少なくても必要な栄養素がとれていなければ、代謝も悪くなり体が正常に働きにくくなります。

きちんとバランスのとれた食事であればうまく体内で代謝できるのです。

まとめ

[su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#fb3502″]

  • 汗をかいた肌はダメージを受けやすく、乾燥もしやすい
  • 保湿と規則正しい生活習慣が大事

[/su_list]

凝ったことではなく、基本が大事。

健康
スポンサーリンク
この記事を書いた人
kasumi0

美容部員→健康アドバイザー→ライターとベンチャー企業の新規事業開発
住みたい街を求めて海沿いを転々とし、20都市で生活。居心地良い環境と人、ワクワクする仕事が集まり、横浜を拠点に縁の輪を広げている最中

kasumi0をフォローする
kasumi0をフォローする

コメント