生活

沖縄のお盆はいつ?しきたりや具体的な過ごし方

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こんにちは! ようこそ たび@らいふ へ。
管理人のkasumiです。

現在沖縄で生活中。
沖縄では本土とは異なる琉球王朝時代の風習がいまだに根強く残っています。
そのひとつがお盆の習慣。

沖縄のお盆について、しきたりや具体的な過ごし方を紹介したいと思います。

 

記事執筆にあたり、地元の方にご協力いただきました。
玉城さん、儀間さん、他4名の方々、ありがとうございます。

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沖縄のお盆はいつから?

沖縄では、お正月やお盆などの行事は旧暦で行うことが多いです。

毎年旧暦の7月13日〜7月15日(地域によっては7月16日)までがお盆です。
新暦だと毎年お盆の日付も変わってきます。

本土では一般的には8月13日から8月16日あたりですね。

 

沖縄のお盆のしきたり

 

お盆は必ず家族皆集まる日!

旧盆中は、ウークイには必ず家族皆が集まり、一年の出来事をおじい・おばあに報告します。

正月中は帰ってこなくても、旧盆中は必ず帰るしきたり。
だからか旧盆の期間中は帰省ラッシュで道路も飛行機も混みます!
この時ばかりは沖縄旅行は避けた方が良さそうですね。

 

お盆中は海へ行っちゃダメ

旧盆中には、地元の人は海へ行きません。
この時期に何も知らずに泳いでいるのは観光客だけなんだとか・・・。

なぜって、先祖の霊は海から来て海へ帰っていくと考えられていて、
旧盆中に海に入ると一緒にあの世に連れて行かれてしまうそう。
こわい・・・((((;゚Д゚))))

この時期に海の事故が多くなるのも関係・・ある??

 

旧盆中は、精進料理を朝・昼・晩と1日3食お供えします。
女の人は料理に追われて大忙しだそう・・。
山口県から沖縄に嫁いだ人は、親戚の多さにびっくりし、さらにその人数の食事の用意にもびっくりしたそうです・・。
普段普通に働いてる方なので、旧盆中は両方やらないといけなくて非常に疲れるそう。。

 

沖縄のお盆の過ごし方

では具体的に、沖縄の人のお盆の過ごし方を見て行きましょう。

1日目(ウンケー)

先祖の霊をお迎えする日です。
日が沈み始める頃にはじめます。

仏壇にはお供え物。
南国の果物やお酒などをお供えします。
ご先祖様が帰る時に、転ばないよう杖として使う用の”さとうきび”も一緒に供えます。
この旧盆の時期には杖の長さに揃えられたさとうきびが売られています。

平御香(ヒラウコー)本土では見かけない、平たいお線香。
縦に6本分の筋が入っていて、用途によって線香の本数を変えられるようになっています。

打紙(ウチガビ)

ウンケージューシー
沖縄の炊き込みご飯ですね。
ナマシグヮーというきゅうりや大根の酢の物も供え、自分たちの食事でも食べます。

 

2日目(ナカビ・ナカヌヒ)

2日目はお中元を持って、親戚の家に挨拶回りに行きます。

沖縄ではお中元を贈りあうのではなく、会いに行って直接渡すのが一般的。

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訪問された側では、お菓子やそうめんなどを振舞います。
でも、何か所も回っているとだんだん食べきれなくなってくる上、
お菓子やそうめん以外にもたくさん出てきてお腹がいっぱいになることも・・。

この日は県民皆があちこちの家に出かけるので、道路の渋滞がいつにも増してすごい日です。
観光施設もよっぽど大型の施設でなければ、
お休みになっていることが多いので観光客は来ても楽しめないかも(;´Д`)

 

3日目(ウークイ)

先祖をあの世へ送る日です。
この日は親戚一同が集まって、飲食を共にしながら皆でご先祖様を見送ります。
早い時間に帰すのは失礼と考えられているため、遅い時間帯に行われます。
日付が変わる頃、12時近くが多いです。
でも最近は、子供も眠くなったり明日朝から仕事の人もいるので、10時くらいに始めるところが増えてるそうですよ。

そして本土での大みそかの大掃除みたいに、沖縄では旧盆にお墓と家じゅうを大掃除します。
きれいになった家でご先祖様をお迎えするんですね。

この日は女性が大忙しの日。
男性陣はごちそうを食べながら親戚同士で騒いでいても、女性陣は台所で食事の準備や片付けに追われます。

ご先祖様をもてなすために、作り置きではなく毎食出来立ての料理を作ります。
朝と昼は、ナカビと同じように用意。
ジューシーやソーキ汁、中身汁など。

夕ご飯には、ウサンミという重箱料理を出します。
1段目はお餅5つを3列に並べ、
2段目はてんぷら、三枚肉、昆布、かまぼこ、厚揚げ、などのおかずを詰めます。
品数は必ず奇数にします。

ご先祖様の見送りには、親戚一同が仏壇の前に集まり、
家主が線香を15本、他の人はそれぞれ3本ずつ供えて手を合わせます。
家主の線香15本は、12本が12支の神様、12ヶ月、3本は真心、を意味するそうです。

そのあと、お供えしていた打紙を1人1枚ずつ燃やしていきます。
スーパーで、この打紙を燃やす用のボウル(カニバーキ)が売られています。
あの世でのお金となって、ご先祖様が次の旧盆まで過ごすための生活費になるよう。
子孫が多いほど、あの世で裕福な暮らしができるということです。

打紙の火が消えないうちにお酒やお茶(お供えしていたやつ)をかけて火を消します。

仏壇にお供えしていたお花や燃えかけの線香、お供えしていた料理を1切れずつ入れて、
クワズイモの葉でくるみ、門前に置いておきます。
ここ門前で全員で手を合わせご先祖様を見送ります。
このご先祖様へのお土産は、朝までそのままにしておきます。

この日は朝まで先祖を見送るエイサーの太鼓や三線の音が続きます。

 

・・・・と、こんな感じで沖縄の旧盆は行われるようです。
女性は大忙しみたいです。ほんとに。。

この時期は旧盆用のお供えの料理だとか、打紙などがスーパーでも売られていて目に珍しいものばかりでした。

 

まとめ

本土ではお盆と言うと、久々の休みでリフレッシュしたり
家族で海やプール、レジャーに出かけたりすることが多いですよね。

沖縄ではいまだに旧暦で先祖供養が大事にされています。
沖縄へ嫁いだ人は、旧盆のやり方の違いにかなりとまどうそう。

ご先祖様への敬意を表して、琉球王朝時代からの風習をいまだに守っている沖縄の旧盆は
県民にとても大事な日。
もし、旧盆中に本土から観光に来てしまっても、配慮して観光したいものですね。

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