生活

お盆とお彼岸の違いをわかりやすく軽いノリで解説してみました

更新日:

ようこそたび@らいふへ。
管理人のkasumiです。

夏になるとお盆の時期は必ずお墓参りに行ってました。
そしてお彼岸も。

子供の頃はお盆とお彼岸の違いがわかりませんでした・・。

曾祖父母にお参りしに行く日
おはぎが食べられる日

とかそれぐらいの認識。(;´д`)

 

大人になったらさすがに行事ごとは知らないとまずいっ。

でもでも、お盆とお彼岸の違いって正直わかりますか?

どちらもご先祖様の供養するのは同じなんですが、
成り立ちがちょっと違うんです。

いろんな本を読んでみると、小難しい仏教や日本神話の話なんかに行きつきますが
堅苦しい書き方はやめて、
軽ーいノリでお盆とお彼岸の違いを解説してみました(*´ω`*)

スポンサーリンク

お盆とお彼岸の違いって何?

お盆もお彼岸もどちらも先祖崇拝からくるものですよね。
なんとなくお盆は夏、お彼岸は春や秋ってイメージはあると思います。

時期については、お盆は旧暦の7月15日頃に対し、
お彼岸は暦(こよみ)上で決まっているわけではありません。

 

お盆は元々農作物への感謝からはじまった?

今ではお盆は「ご先祖様が帰ってくるからお供え物をしてお迎えしよう」
という感じですが、

元々のお盆は、農作物に感謝することから。

 

それはむかーしむかし、日本神話の頃までさかのぼります。

日本神話では、太陽神・天照大神(アマテラスオオミカミ)が天から稲穂をもらい
それを人間が育て、ありがたい”天からの作物”として感謝して食べていたんだそうです。

その天からのありがたい稲(米)に感謝の気持ちをこめて行事をしていました。
現代でもそれぞれの地域にある祭りの多くは、農作物に感謝するものですよね。
「今年も食べ物が育ったぞー!」と。

天照大神は太陽神。
だから、神道では太陽に関係する時期に稲(米)に感謝する行事をしたんです。

 

でもこの”太陽の時期”というのは、何かというと・・

太陽は季節によって出る位置が変わり、1年で昼と夜の時間に差がでます。
(小学校で習いますね)

夏は日が沈むのが遅くて夜7時くらいになっても空が少し明るいけど、
冬は夜7時には真っ暗ですよね。
昼の時間、太陽のあたる時間が短いんです。

 

大昔の人は、
この「太陽が弱い時期」「太陽の力が中間の時期」「太陽が強い時期」にそれぞれ行事をしています。

  • 太陽が弱い時期=正月(冬)
  • 太陽が中間の時期=彼岸(春・秋)
  • 太陽が強い時期=お盆(夏)

 

ところが仏教が日本に渡ってきてちょっと変わってきます。

 

仏教のお釈迦様の弟子に、千里眼を持つ「目連尊者(通称:モクレン)」という人がいました。
このモクレンが地獄の餓鬼道で苦しむ母の姿を見てしまいます。

餓鬼道というのは、仏教において「迷いのある者」がいく6種類の苦しみのうちの1つの世界の事。
(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)
死後の世界ではなく、「心の状態」のこと。
餓鬼道は、常に飢えとのどの渇きに苦しむ世界。

スポンサーリンク

それをお釈迦様に相談すると、「皆に食事をふるまって楽しく過ごすことで供養にもなり、母は救われる」と言われたそうです。
そこでモクレンさん、皆で宴を開いて飲み食いしたそう。

この日が”お盆”と呼ばれています。

生きてる人にも食事を振舞うことで、餓鬼道で苦しんでる人にも食事を供することになる”とされたんですね。

この宴は”施餓鬼”とも呼ばれます。

 

ちょうど旧暦の7月15日の頃は月が赤く見えます。
(地球の重力のせいで太陽の赤い光が多く月にあたるんです)

この赤い月を見て、昔の人は「地獄の釜のフタが開いた」ように見えたようです。
地獄の釜のフタが開いたから、祖先が地獄に落ちて苦しまないようにと願っていました。

それが地獄の釜のフタが開いて、”地獄から解放される日”とも解釈され、
7/15まではお供え物をささげてご先祖様を供養するようになったんです。

これが”お盆”の成り立ち。

 

お彼岸は日本独自の習慣??

”彼岸”とは仏の世界のことで、この”お彼岸”に墓参りをする習慣は日本独自のものです。

日本が仏教も神道も両方受け入れているからです。
お寺もあれば神社もある。
大みそかにお寺に除夜の鐘を聞きに行き、正月に神社に参拝に行きますもんね。

 

日本では仏教が伝わる前から、先祖や農作物に感謝する習慣がありました。

  • 春のお彼岸の時期には稲の豊作を願う
  • 秋のお彼岸の時期には先祖に感謝し供養する

そして仏教の世界では、
あの世(彼岸)は西に、この世は東にあるとされていて、
お彼岸の頃は真西に太陽が沈み、あの世の岸とこの世の岸が近づくと考えられています。

自分たちがご先祖様の近くに行くことができるんですね。
だからお墓参りでご先祖様に感謝の気持ちを届けるんです。

 

そして仏教では、現世で修業を積み煩悩を脱すると「彼岸」=悟りの境地の世界
に行けるという教えがあります。

この先祖供養と作物に感謝することが、
仏教の「彼岸=極楽浄土へ行ける」教えと結びついたんですね。

 

 

 

私たちが”今”を生きられるのも
ご先祖様がいたから。
そして稲、作物があったから。

そのことに感謝を忘れないための大切な行事、というわけです。

まとめ

自分の国の行事の事を、しきたりだけじゃなく成り立ち・歴史からも学ぶのって大事ですね。

知らなくても生きていけるけど、知ってたほうが豊かに生きられる気がします。
何気ない行事の中にも隠れてる大昔からの「感謝の気持ち」を知るいい機会です。

海外に行くと、「自分が日本のことをあまり知らないことに愕然とする」
って聞くけど、本島だな・・と。

私大学は日本史を専攻していて古文書の解読とかもやってたんですが、
日本の行事の成り立ちとかを説明しようとしても
ふわっとしか説明できない。。。

それがもどかしくて、
中学の頃からの友達(現役社会科教師)に色々教わりました。
次に外国で聞かれたときはもっと説明できるようになろう。。

そんなわけで備忘録的にもまとめていこうと思います。

スポンサーリンク

-生活
-

Copyright© たび@らいふ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.