運動とサウナでの汗の種類って違う??

ヘルスケア

当サイトでは一部、商品・サービスのリンク先にアフィリエイトサービスのPRを含むものがございます。

こんにちは!kasumiです。

「汗をかくとダイエットに良い」なんて聞きますよね。

サウナスーツを着て運動して、より発汗しようとしている人も見かけます。

でも汗をかけばダイエットできるなら、運動しなくてもサウナや半身浴で汗をかいてもいいのでは?

ダイエットをしてるけど汗で痩せるなら、運動せずサウナで痩せる方が楽な気がします。

同じことを考える人はたくさんいて、全国で女性からたまに受ける質問のひとつでした。
(ダイエットの話は全国どこでも女性に大人気・・(;^_^A)

そこで今回、
運動のときかく汗とサウナで暑くてかく汗の種類は同じなのかどうか?
というテーマでまとめてみました。

ダイエットをしたい人は、どんな種類の汗をかいたらいいのか、なども参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

汗の種類

例えば運動した時にかく汗は”良い汗”と呼ぶ人がいますが、果たして”良い汗”とは何でしょうか?

まず、汗をかく汗腺は2種類あります。

  1. アポクリン汗腺
  2. エクリン汗腺

アポクリン汗腺

アポクリン汗腺は、脇に多くあり、乳首・陰部などにもあります。

思春期に多くなりやすい汗腺です。

数は個人差があり、たんぱく質や脂質を含んで粘り気を帯びているため、菌が繁殖しやすくて臭いやすいと言う特徴があります。

エクリン汗腺

一般的に「汗をかいた」といわれる時の汗はエクリン汗腺から出ている汗です。

エクリン汗腺は全身に分布しており、無色無臭。

本来ならサラサラの汗です。

エクリン汗腺から汗が出るきっかけは以下の3つ。

  1. 温熱性発汗
  2. 味覚性発汗
  3. 精神性発汗

それぞれ具体的な特徴とどんな場面で出るのか解説。

温熱性発汗

体温調節の時の汗が温熱性発汗と言います。

体温が上がりすぎるのを防ぐために、汗で調節するときに体温を下げるためにかく汗の事です。

暑い時に激しい運動をすると、全身から1時間に2ℓほどの汗をかくこともあります。

味覚性発汗

カレーなどの辛いものを食べたときに鼻や額に出る汗が味覚性発汗です。

味の刺激によっておこります。

精神性発汗

緊張した時や驚いた時に出る汗が精神性発汗です。

緊張したときに手に汗をかいたり、冷や汗をかくときはこの精神性発汗にあたります。

精神性発汗の場合はアポクリン線からも出ることがあります。

運動した時の汗の種類はどれ?

運動をした時にかく汗は、エクリン汗腺から出る温熱性発汗にあたります。

運動すると筋肉を使うために脂肪をエネルギーにして燃焼させますが、そこで脂肪を燃焼させたときに体温調節のために汗をかくのです。

サウナでかく汗の種類はどれ?

一方、サウナでかく汗はどれにあたるのかというと・・・・・

エクリン汗腺から出る温熱性発汗にあたります。

運動の時と同じです。

サウナや半身浴、夏の暑い時にかく汗も同じ。

基本的に汗は、体温調節のためにかくことが多いです。

運動とサウナの違い

運動とサウナでは汗の種類は同じ。

運動とサウナの違いは、脂肪が燃焼するかしないか

運動の時にかく汗は、筋肉を使うために脂肪を燃焼させ、その時の体温調節で出る汗です。

長期的に見れば痩せやすい体作りの手助けになると言えそうです。

サウナや半身浴、夏の暑い時に汗をかいたり、カレーなどの辛いものを食べて汗をかいても、脂肪が燃焼して筋肉がつくわけではありません。

汗をかいて減量した(体重が減った)というのは、水を飲めば戻るわけで、脂肪が減って痩せた(体重が減った)のとは違うのです。

「体重を減らす」ことに気をとられすぎて、実際は水分が減って体重が減っているだけだったり、筋肉が減って体重が減り、「ダイエットできた」と思い込んでいる人もいるので要注意!ですね。

汗をかいてダイエットしたいなら?

サウナや半身浴で汗をかいても脂肪は燃焼しません。

けれど、長期的に見れば、汗をかいて新陳代謝が良くなると体温も上がり、痩せやすい体になるとは言えます。

だからサウナや半身浴で汗を流して代謝を促すのはおすすめ。

その際に、かく汗がベタベタしてるかどうかもチェックしておきましょう。

体温調節の時に出る汗は、もともと無色無臭でサラサラしています。

汗をかいてもふけばOK。

ふいてもべたつくような汗は、汗腺のろ過機能が弱っている可能性もあります。

サラサラ汗とべたべた汗の別れ道。

汗はもともと血液です。

汗腺で血液から”血しょう”という液体を汗としてしみ出してきます。

体の働きが正常であれば、汗腺はこの血しょうから体に必要なミネラルなどの栄養分を再吸収して血液中に戻していきます。

そして、残った水分が汗として出されるのです。

汗腺のろ過機能がきちんと働いて、必要な栄養分の再吸収ができた汗はサラサラの汗が出ます。

よく”良い汗”といわれるものはこれです。

ところが運動不足やクーラーのきいた涼しい部屋ばかりにいてあまり汗をかかないでいると、汗腺の働きが弱ってきます。

すると、栄養分の再吸収がしにくくなり、血しょうの成分が汗に混ざってくるので、ベタベタした”悪い汗”といわれるものが出やすいのです。

精神性発汗も急にたくさん出るので、再吸収がおいつかずにベタベタ汗になります。

ベタベタした”悪い汗”は、余分な成分が含まれてるので嫌な臭いがしやすく、
体内からミネラルが出ていくので疲労や熱中症にもなりやすいのです。

適度な運動で汗腺の働きを良くしよう

弱った汗腺は、よく汗をかくようにすることで、ろ過機能を取り戻せます。

サウナや半身浴で汗をかく習慣をつけるのもおすすめ。

ただ、前述したように脂肪が燃焼するわけではないのと、筋肉がつくわけではないので注意。

筋肉量が多いほど代謝は良くなりやすく、筋肉増&脂肪減⇒代謝up&体温up⇒さらに痩せやすい良い循環になります。

ダイエットで「脂肪を減らしたい」なら、サウナや半身浴も良いですが、
適度な運動も加えるのが一番です。

まとめ

運動でもサウナでも、汗は体温調節のために出る汗という点で同じ。

ただし、汗がベタベタしているのは汗腺の働きが弱っていてろ過機能が十分働いていない可能性があります。

いっぱい汗をかいて汗腺のろ過機能を鍛え、サラサラの汗で代謝もUP!

痩せやすい体作りをしていきましょう。

ヘルスケア
スポンサーリンク
この記事を書いた人
kasumi0

20都市に住みながら心地良い環境と働き方を追求
夢目標無し”何となく“生きてきた毎日を劇的に変える
■仕事続かずスキルもない落ちこぼれ→3ヶ月で3800万円売上の営業
■PCスキル皆無→1年独学でWebサイトオープン&ライターの仕事もスタート
■時間と場所に縛られた仕事→選択の自由ある環境と働き方
元美容部員&予防アドバイザー/トラベルライター/ベンチャー企業新規事業サポ

kasumi0をフォローする
kasumi0をフォローする

コメント