熱中症の水分補給にビールやノンアルコールはOK?最適な飲み物は?

ヘルスケア

当サイトでは一部、商品・サービスのリンク先にアフィリエイトサービスのPRを含むものがございます。

こんにちは!kasumiです。

今いる沖縄で本土より一足先に夏の暑さを体感しています。

 

暑くなってくるとビールがおいしい時期と言われますよね。

暑さで汗をかいた分、ビールで水分補給なんてできたら、おいしいし体にいいし最高!

と、ビールで水分補給できるかが気になる人もいると思います。

 

健康産業界で健康の話をしながら全国回っていた時に、お父さん方からよく聞かれる質問の1つでした。

皆ほんとビールが好きですよね~(;^ω^)

今回は、熱中症対策として水分補給する際にビールやノンアルコールビールはOKなのか?
をまとめました。

 

熱中症の水分補給にベストな飲み物は何なのか?を知って、熱中症にならないように対策していきましょう♪

スポンサーリンク

熱中症の水分補給にビールはOK?

さて、では『熱中症の水分補給としてビールは有効なのでしょうか?』

 

これを聞いてくる人はどこかで

「ダメだろうな」

とわかっていても一縷の甘い望みを
期待して聞いているのだとは思います。

 

 

うん。

わかってますよね、本当は。

 

 

ダメです。(^o^)

 

 

 

 

 

ビールでは水分補給できません。

水分補給どころか逆効果。

 

なぜビールで水分補給できない?

ビールでは水分補給できないんですね~。

夏になると居酒屋で「熱中症予防」とか「汗かいた分水分補給せんとな!」なんて言いながら
ビールジョッキを豪快に空にしているサラリーマンを見かけますが、

「ビールで水分補給できるかーっ(*`Д´)つ))」

・・といつも心の中で叫んでいます。

 

なぜビールは水分補給に向いてないかと言うと、

アルコールの利尿作用で水分をよけいに排出してしまうからなんです。

 

そもそもアルコールは、利尿を抑える「抗利尿ホルモン」の働きを抑えます。

尿を抑えられなくなる→利尿作用が高くなるってことですね。

しかも普通の利尿作用と違って、体内の余分な水分を出そうとするのではなく、アルコールに反応して尿を出そうとします

水分量が少なくアルコール度数の高いお酒だと、体内に余分な水分だけでなく血液中の水分からも排出されてしまい、脱水状態になりやすいんです。。

さらにビールは、含まれているカリウムが新陳代謝をよくするので、利尿作用に拍車がかかります。

血液中の水分が少なくなると血液も流れにくくなり、つまりやすくなるので注意したいところ。

 

真夏のゴルフ場で、ビールを飲みながら回っていると、熱中症や心筋梗塞で倒れる人は割といます。

おいしいけれど、ほどほどにして、ビールを飲んだらきちんと水分補給!が大事です。

 

熱中症の水分補給にノンアルコールビールならOK?

アルコールが利尿を抑えるホルモンの働きをジャマするなら、ノンアルコールビールならどうでしょうか?

アルコールが入ってません。

「ビールがダメ」となると「じゃあビールはビールでもノンアルコールなら!」
とけっこう食いついて質問されることもあります。。

そんなにビール飲みたいの?!( ;´Д`)ってちょっとびっくり・・

はい、では「ノンアルコールビールなら水分補給になるか。」いってみましょう。

 

 

まずノンアルコールビールは、『清涼飲料水』にあたります。

なので水分は確かにとれます。

最近は、スポーツ後の水分補給にノンアルコールビールを飲んでいる人もいますね。

ノンアルコールビールなら、水分は補給できます。

 

ただしひとつ注意点があります。

ノンアルコールビールは、ビールの味にするために添加物を使っています。

添加物に使われる化学物質の中には安全性がはっきりしてないものだけでなく、健康に悪影響をもたらすことが分かっているものもあります。

でも現状は使われています。

正確に言えば”の代わりにはなりません
あくまでも嗜好品と考えた方がいいです。

飲む頻度が高ければ、体に全く影響がないとは言いきれません。

何でも「適量」が良いのです。

「過剰」は身体にも悪影響です。

 

じゃあ熱中症の水分補給にいい飲み物は何なの?

ビールもダメ、ノンアルコールビールはたまにならOKときたら、熱中症の水分補給にいい飲み物は何でしょうか?

 

1番は、もちろん

 

味も何もついていない水は吸収も早いです。

 

汗を30分以上かくような状態なら汗で塩分も出ているので、コップ一杯につき耳かき一杯程度の塩も一緒に摂るといいです。

”汗で出て行った分”の塩分の補給ですね。

ほとんど汗をかかないのなら、常日頃から塩分補給も一緒にする必要はないですよ。

あくまでも”汗をかいた分の補給”なので、水分以外の塩分補給は調節するといいです。

 

他にはスポーツドリンクもおすすめ。

スポーツドリンクも吸収を良くするよう作られています。

ただし市販のスポーツドリンクは、味は濃い目で糖分が多く入っているので、2倍に薄めて飲むくらいがちょうどいいです。

そして糖分も多いので、たとえ薄めたとしても毎日水分補給代わりに飲むのはおすすめしません。

夏になるとスポーツドリンクを水分補給代わりにしてペットボトル症候群になる人が多いので要注意!

 

まとめ

「あれもダメ、これもダメって何飲んだらいいんだ」ってたまに聞かれますが、嗜好品としての飲み物は”たまに”なら良いのです。

でもあまりにも、普段から口にしてるものがどんな影響をもたらすのか知らずに毎日食べたり飲んだりする人が多いのも事実。

”自分で”何を飲むか選んで決めて、その結果自分の体にどんな影響がでても結局は自己責任。

年に一回だけ暴飲暴食しても病気にはなりにくいですが、毎日体に影響のあるものを摂り続ける方が病気になりやすい

と言うことを忘れずに。

 

  • お酒はほどほどに。
  • ビールなどのアルコール類は水分補給には逆効果
  • ノンアルコールビールで水分補給は”たまに”ならOK
  • 水分補給は水で。汗をかいたら塩を入れるか、スポーツドリンクを2倍に薄めて飲んでみて。

 

ヘルスケア
スポンサーリンク
この記事を書いた人
kasumi0

20都市に住みながら心地良い環境と働き方を追求
夢目標無し”何となく“生きてきた毎日を劇的に変える
■仕事続かずスキルもない落ちこぼれ→3ヶ月で3800万円売上の営業
■PCスキル皆無→1年独学でWebサイトオープン&ライターの仕事もスタート
■時間と場所に縛られた仕事→選択の自由ある環境と働き方
元美容部員&予防アドバイザー/トラベルライター/ベンチャー企業新規事業サポ

kasumi0をフォローする
kasumi0をフォローする

コメント