豊橋祇園祭の花火のときの駐車場と穴場情報をお話しします。地元民がこっそり紹介。(ネットでみちゃったらもう穴場じゃなくなるかも・・)
こんにちは!旅生活中のkasumiです。
今回、私の地元のお祭り 豊橋祇園祭り について紹介します。
今では地元には年に3回くらい帰るのみですが、いいところです。平地で風が抜けやすくて夏は名古屋ほど暑くなく、冬は晴れの日が多くて気持ちも沈みにくい。住みやすいです。
そんな豊橋のお祭りは、手筒花火が名物。愛知県三河地方(愛知県の東側半分)は江戸時代に火薬番だった歴史的背景があってその影響みたいです。
豊橋祇園祭の見どころ
豊橋祇園祭はスサノヲノミコトを祀る吉田神社の神事として始まったお祭り。
祭りの初日の日に吉田神社で手筒花火の奉納があり、五穀豊穣・無病息災を祈ります。
豊橋祇園祭の開催は、毎年7月の第3金・土・日曜日。
ちょうど夏休みが始まったばかりの頃のイメージ。夏休なので地元の学生は、だいたいこの祇園祭りに出かけていきます。私も学生の頃は友達と遊びにいきました。
花火はスポンサーごとに打ち上げられ、それぞれ特色があるのが面白いです。金魚花火や豊川(トヨガワ)にかけられた火の川のように見えるナイアガラも人気。いろんな花火が一気に打ち上がるスターマインは特に人気です。
そして、花火大会中の2時間のうちは、常にどこからか花火が上がっています。打ち上げ花火が上がりながら、川の船から仕掛け花火も・・と間髪入れず次々あがります。場所によっては下の方の花火は見えないのですが、桟敷席なら常にどこかしらから花火が上がっているのが見えますよ。
手筒花火について
豊橋祇園祭の初日には、吉田神社で手筒花火の奉納があります。
愛知県三河地方は、手筒花火の発祥の地。
江戸時代は火薬番だったこともあり、今でもあちこちに花火屋さんがあります。
春や秋のお祭りでもあちこちで手筒花火が奉納されます。地元民にとっては打ち上げ花火より見慣れていて馴染みのあるものですね。私も近所の神社で毎年見てました。
手筒花火は、火の粉を浴びながら花火の筒を担ぎ上げるので、若者の度胸試しにもなっているようです。筒状になった花火を担ぎ上げ、「ヨーォォーーー」という掛け声と共に火が噴き出し、一気に辺りは明るくなります。最後はドオォンという轟音と共に火柱が噴き出し、終わり。
子供の頃はこの轟音が苦手でした。いつ終わるかわからないので、耳を塞ぐタイミングも何もないですし。小さい子供はびっくりする子もいるので、もし初日の手筒花火を見に行くなら耳栓があってもいいかも。
手筒花火をあげる人は、材料の調達から火薬を詰めるまですべて自分でやっています。
やりたい人は年に1回ある手筒花火の講習を受け、煙火消費保安手帳を取得し、地元の花火師から直接指導を受けて作っています。火の粉をあびるので火傷の覚悟をして、やってみたい人は応募してみては。
私が昔住んでた家の近所に、手筒花火を作る倉庫?みたいなとこがありました。私は女なのでできませんが、青年団の同級生がやってましたね。(ちなみに今は、女性でも挑戦したい人はできますよ。)
豊橋祇園祭会場の駐車場
車の場合のアクセス
豊川ICで降りて151号経由して1号線へ。
豊橋市役所方面へ車で約20分。
静岡方面からなら1号線を豊橋市役所方面まで道沿いにずっと進むだけです。
豊橋公園周辺では、昼頃から交通規制が始まります。
13:30~20:30までは車両進入禁止
なので注意。
花火大会会場には駐車場はありません。
よって、近辺の有料駐車場に停めることになります。
この祭りの時は路駐の取り締まりが特に!厳しくなってるので、必ず駐車場へ!
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- もぐらパーク
- 豊橋球技場の駐車場
- 松葉公園辺りの地下駐車場
- 豊橋商工会議所の隣の駐車場
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花火は豊橋駅東口なので、西口の駐車場の方がまだ空いてるかな。
でも花火会場までの距離が遠くなるので、駅前から市電に乗った方がいいかも。
電車でのアクセス
JR・名鉄 豊橋駅で降りて、徒歩で20~30分。
会場までは路面電車を利用すると少し楽
車で来場の人も電車で来場の人も、駅周辺から歩くとちょっと大変。そんなときは、路面電車で会場近くまで行くと楽です。
愛知県豊橋市には、市内に車と並行して走る電車、通称「市電(しでん)」が走ってます。全国でも路面電車のあるところは少なく、私が乗った中では函館・広島・長崎にもありました。
路面電車は一律150円。
お祭りの時期は「花電車」といって、電車の外側全面(もしくは一部)に花のついた装飾電車に遭遇することもあります。乗れたらラッキー♪(乗っちゃうと中からは花見えないけど・・)
花火会場に一番近い電停(市電の駅のこと)は「豊橋公園前」「市役所前」です。
桟敷席なら「札木(ふだぎ)」で降りて、そこから西八丁の交差点を過ぎ、川の方へ歩いてくといいです。
豊橋祇園祭の花火の穴場は?
打ち上げ場所は、吉田大橋近くの豊川(トヨガワ)の岸辺りで上がります。川にも船を浮かべて仕掛け花火をあげてます。
豊橋公園内は場所取り多いです。
吉田城跡の公園で、広いし芝生もあり、噴水もある。
私がここで見たのはごく小さい時だけですが、下の方の花火は木の陰で見えません。屋台もトイレも多い方なので、便利な場所ではあります。
湊町公園は豊橋公園より小さく、”近所の公園”と言う感じ。
今はたまーにこの湊町公園で見ます。(駅からはこっちのが近いし)芝生はほとんどないですが、打ち上げ場所の近くなので音は大きく響きます。
子供はよく遊具で遊んでます。湊公園周辺の裏路地にも屋台出てました。公園はどちらも、木の陰で下の方の花火は見えません。全部見やすいのは桟敷席。
昔は桟敷席後ろの川沿いの土手も歩けたんですけど、今は人も車も進入禁止になってしまいました。マナー悪い人が多かったみたいです。記憶が確かなら昔はここにも屋台がいっぱい出てて、買い食いして花火見ながら歩いた気がする。
桟敷席対岸だと台船も目の前、打ち上げ花火も見れます。屋台はちょっと遠くなっちゃいますが・・。
ただ、対岸は立ち入り禁止区域も多く、吉田大橋側の対岸は現在立ち入り禁止。入れるところは、吉田大橋と豊橋(トヨバシ)間では、豊橋側の対岸の交差点辺りのごく一部だけです。
豊橋祇園祭の花火の場所取り
吉田大橋の南岸はいい場所です。下流側ね。
ただ、地元民が早くから場所取りしてるので、なかなか取れない。
あと、向山アピタの屋上でも見れます。意外と穴場。
豊橋はあまり高いビルもなく、隣の豊川(とよかわ)市からでも花火は見えます。
豊橋駅あたりはビルが集中してるので、豊橋駅を挟んで反対側でなければ花火をみることも可能。ただ、、もちろん屋台はありません。。。
地元民はどこで花火を見てるの?
地元民は・・・・家で見てます。
すみません。。実家の2階の部屋から見えるので、近所中ベランダに出て見てたり、庭や窓開けて見てたりします。豊橋はあまり高い建物がないので、駅ビルで隠れない方面以外なら大抵見えます。出かけるのは学生と子供連れですね。
昔は有料席の範囲も狭く、夕涼みがてらぶらぶら歩いて見ることができたのですが、ある時から有料席が拡大され、土手は進入禁止になってしまい見づらくなりました。屋台で買い食いしながら、頭上の花火眺めて土手沿い歩いて~って楽しかったのになー。
豊橋祇園祭は桟敷席で見るのが一番見やすい
豊橋祇園祭は、桟敷席で見るのが一番見やすい!・・・ようにできてます。
桟敷席は河川敷に用意された有料観覧席ですね。
打ち上げ舟からの花火を正面に見ることができます。当たり前ですけど、有料席の方が見やすいんですよね。
桟敷席のチケットの取り方
今は1口協賛、という形で桟敷席を購入できます。
1席4000円。
3歳以上のお子さんはチケットが必要です。
チケットぴあ か セブンチケット にて購入可能。
もしくは電話で予約します。
マス席:協賛金1名4000円
河川敷に木材で組み立てられた席です。
お座敷みたいに床に座る形。
階段席:協賛金1名4000円
石の階段に設置された席。
腰かける形の席。カップル利用多い。
豊橋祇園祭の花火情報:おわりに
今では少なくなりましたが、お祭りの頃は駄菓子屋や個人商店で、1個数十円でばら売りの花火が売られていました。その花火を買って友達と1日中花火で遊んでいましたね。
夜やるような花火もありますが、煙玉やねずみ花火、へび玉、爆竹など昼間にやる花火が主。お祭りの頃はあちこちで子供が花火を鳴らしていました。花火はもちろんライターでつけるのではなく鉛筆より一回り太い茶色の線香でつけます。
今でも豊橋の水上ビルあたりには、花火屋さんが残っています。(卸問屋だったかな?)
お祭り前に花火を買われてみては。
名物の手筒花火も、三河地域のお祭りなどでは必ずと言っていいほど見られます。
祇園祭だけじゃなく、他の時期もいいですよ♪
それでは豊橋祇園祭、楽しんできてくださいね♪
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