こんにちは、kasumiです。
今年はずっと気になってた未知の世界へ。
静岡県浜松市にある「うなぎパイ工場見学」に行ってきました。
浜松市の名物お菓子のあの「うなぎパイ」の工場を無料で見学できちゃうということで
かなりの人気ぶりなんです。
以前何かの記事で、外国人観光客がうなぎパイ工場を見学して“ディズニーランドみたいなテーマパーク“だと絶賛していたのを読んでからずっと気になってたんですよね。
ネズミの国に勝るとも劣らないウナギの国が広がってるに違いない、と。
そして初めて行ってきました、うなぎパイ工場見学。
今回は、私が見てきたうなぎのテーマパークの全貌を紹介したいと思います。
館内なので、雨の日のお出かけスポットとしてもおすすめです。
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●うなぎパイとは・・・
明治時代から創業している和菓子屋「春華堂」が昭和36年から作り始めた洋菓子。
うなぎの粉を生地に混ぜ込んであるけれど、ウナギの味は一切しない。
しっかりしたバターの風味とカリカリサクサクのパイ生地、表面のザラメのハーモニーが絶妙なパイ菓子。
「夜のお菓子」のキャッチフレーズでも有名。[/su_note]
浜松のうなぎパイ工場見学
うなぎパイファクトリーに着くと、巨大なうなぎパイ宣伝トラックが出迎えてくれます。
ばっちり写真におさめて進むと何か変な歌が…。
~♪♪
うなぎの元気根気勇気本気っ♪
うな〜ぎ〜パイパイパーイ♪
何コレ。
まさかのオリジナルのうなぎパイソング?!
まだ入館してもいないのに突っ込みどころ満載です。
:(;゙゚’ω゚’):
これがうなぎの歌の歌詞(一部)です。
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「うなぎのじゅもん」
まってるだけじゃ なにもおきない
とおいみちでも でかけてみよう
むずかしそうでも やってみようよ
つまづいたって あきらめないで
うなぎみたいに ねばりづよく ながく
ゆめにむかって うなぎのじゅもん
こころポカポカ おまじないだよ
うなだれない うなぎ
うなされない うなぎ
あこがれに うながされ
しあわせに うなづいて
うなぎのうなじ うわぎのうらじ
うなぎのうまみ うなぎのげんき
こんき ゆうき ほんき
うなぎ パイパイパイ〜♪
作詞作曲:小椋佳
引用元:https://www.uta-net.com/movie/112986/
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うなぎの元気根気勇気本気っ
うな〜ぎ〜パイパイパーイ♪
妙に心に残る歌詞とメロディでその後脳内でエンドレスリピート必至です。
さて、そんなうなぎの歌に元気と根気と勇気と本気をもらって、
いざ!うなぎパイファクトリーへ。
入った瞬間、辺り一面に漂う甘ーい砂糖とバターの香り( ´ ▽ ` )
うわぁ〜…やられますこの香り。
うなぎパイって贅沢にフレッシュバターを使用してるんですよね。
幸せな香りがする( ´ ▽ ` )
うなぎパイ工場見学をするには、まず受付横にある用紙に記入します。
事前予約をすれば解説者つきで工場見学できますが、予約なしでも工場見学自体は可能。
記入した用紙は受付の人に渡します。
すると工場見学記念のうなぎパイをお土産にもらえました。
わーいo(^▽^)o
最初はパネル展示。
パネルを開くとイラストでの説明が出てきます。
うん、これはふつう。
そしてすぐ横のガラス窓からは、うなぎパイの生地がベルトコンベアに乗って流れていくところが見えました。
そしてすぐ横の次の窓では、さっきまで細長かったパイ生地がもう楕円に平たくなって焼きあがってました。
焼きあがるまでに…ほんの5〜10秒くらい?
そしてバターがハケで塗られ、砂糖がまぶされていきます。
はみ出た砂糖とバターが熱々の鉄板の上でジュワヮ〜っと溶け出す様子は、見てるだけで美味しそう(*´-`)
この後は階段を上って二階へ。
包装ラインを上から見学できます。
ここで階段の手すりに注目ー!!
うなぎ!
芸がこまかい。
うなぎに支えらてるんですよ、この手すり。
二階の手すり部分も全部うなぎモチーフでしたよ。
ちなみにエレベーターもあるので、足の悪い方も大丈夫ですよ(^^)
二階へ上がると春華堂の歴史パネルがあります。
もともとは明治時代にできた和菓子屋さんなので「春華堂」という和風な名前なんですね。
そしてこちらがうなぎパイの包装ラインの全貌。
なんだか本当テーマパークみたい!
うなぎパイのための!
焼き上げられたうなぎパイ達は、カマキリみたいな腕のロボットにつかみ上げられて一列に並べなおされてます。
このロボットの動きがまた凄い。
先頭のカマキリロボットは等間隔でうなぎパイをベルトコンベアに乗せていき、
2台目のカマキリロボットは取り残されたうなぎパイを全て拾い上げてます。
それも、2列以上で流れてくるうなぎパイを取りこぼさず、ベルトコンベアの空きの部分だけに調節していれていくという神技。
次々押し寄せるうなぎパイとのタイミング合わせが絶妙です。
ベルトコンベアの隙間に入れるのが間に合わなくて(?)どんどん流されるうなぎパイがいて
「あっ!あの子(うなぎパイ)忘れられてる!」
と心配した瞬間、カマキリロボットが瞬時にすくい上げてくれてました。
ホッ(*´ω`*)
取りこぼしは一切無し!
包装は一瞬。
ここは見えず。
そして一列に並んだうなぎパイがすべるように次のエリアに移動。
水色のベルトコンベアを流れていくうなぎパイが、ディズニーランドのウォータースライダーの筏にみえてきました。
数個ずつまとめて高速のクレーンにもち上げられ、垂直に箱の中に落とされる入れられる様子はタワーオブテラーみたいだな、なんて。
※あくまでも個人の曲解的意見です
中には流れからペイっと落とされ退場させられるうなぎパイも。
途中からガラス窓の前のベンチに腰掛けて見てましたが、けっこう飽きません。
・・・どころかずっと見ていられる。目が離せない。
いつまでも眺めてるわけにはいかないので後ろ髪引かれながらも次へ。
オリジナルキャラクターの「うなくん」と職人さんの解説映像シアターです。
この映像で、焼く前の生地は手作業で作っていることを知れました。
けっこう手間かかってるんですね〜。
そして「うなぎの寝床」に見立てたトンネル通路へ。
途中にQ&Aがあります。
[su_note note_color=”#ecf9fc”]「うなぎパイの”夜のお菓子”の意味は?」[/su_note]
夜の・・・(; ・`д・´)お菓子?
で、だいたい皆想像することは一緒かと(笑)
そしてやっぱり「夜のお菓子」のコピーを勘違いして買う人が多かったのだとか(笑)
そこから青色のパッケージカラーを栄養ドリンクのカラー配色に変えたら爆発的にヒットしたそうですよ。
他には「うなぎパイのかくし味は?」など。
うなぎの寝床を抜けると巨大うなぎパイとの撮影スポットが出現。
人が多くて撮影断念。
うなぎパイを使ったオリジナルメニューが味わえるカフェまで併設されてます。
【うなぎパイカフェメニュー一部】
- うなぎパイミルフィーユ仕立て
- 4種類のうなぎパイと抹茶ショコラ
- 4種類のうなぎパイとメルティングショコラ
などのスイーツメニュー中心のカフェでした。
メニューは想像の範疇だったけれど、
カフェの天井に吊るされた大きなランプシェードが、ぐるりとうなぎパイを並べた装飾だったのには唸ったかも。
そこにうなぎパイ活用するんだ(;゚Д゚)
最後はお土産屋。
うなぎパイオリジナルのスマホケースやオリジナルキャラクターのマスコット人形
ナッツ入りの香ばしいうなぎパイや、ブランデー入りの「うなぎパイV.S.O.P.」なんて変化球の商品もありました。
ナッツのが香ばしくて美味しい♪
お土産のうなぎパイも購入して、またうなぎパイソングを聞きながら工場を後にしました。
どこかの外国人が「ディズニーみたいなテーマパーク」と表現していたけど、
うなぎパイの動きをじっと見てると、だんだんうなぎパイがアトラクションに見えてくる不思議な体験ができると思います。
※個人差あります
うなぎパイ好きじゃなくてもおすすめ!!
【うなぎパイファクトリー】
住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
電話:053-482-1765
時間:9時半〜17時半(夏は18時まで)
休み:360日営業
WEB:http://www.unagipai-factory.jp
うなぎパイ工場見学周辺の寄り道観光スポット
うなぎパイの工場見学をした後の寄り道におすすめしたい場所があります。
「nicoe(ニコエ)」
こちらもうなぎパイを製造している春華堂の施設です。
春華堂本来の和菓子を扱った新しいブランド「五穀屋」やパイ専門店「coneri(コネリ)」などのお菓子の実演や体験ができます。
その場で購入して出来立てを食べることもできるスイーツコミュニティの施設。
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- 入り口付近のどら焼きはおすすめ
注文が入ってから目の前で焼いてくれるので、焼きたてのどら焼きが味わえます。
表面が少しサクサクして内側はしっとりフワフワな生地。
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どら焼きの実演時間:9時半から16時
毎月2回上生菓子の実演も行なってるそう。[/su_note] - モダンな和風デザインの和菓子店「五穀屋」
インスタ映えすると人気が出た水風船みたいな玉ようかんや、雑穀米のおはぎなど見た目もおしゃれな和菓子屋さん。
その場でお団子やおまんじゅうを食べることもできます。
- 「coneri(コネリ)」
フライドポテトみたいなビジュアルのスティック状パイにディップがついたおやつも必見。
甘くないディップはお酒のおつまみにピッタリな味! - 「カカオラボ」
チョコづくり体験ができる - 「ザ コートヤードキッチン」
ミシュラン星付きシェフがメニュー監修。
イタリアンのブッフェランチ&ディナー。
ライブキッチンで出来立てのピッツアやパスタを食べられます。
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秘密基地みたいな遊び場や屋外の芝生広場など子供が喜ぶ遊び場もあります。
【nicoe】
住所:静岡県浜松市浜北区染地台6丁目7-11
電話:053-586-4567
時間:日〜木9時半〜21時半,金・土9時半〜22時
休み:サイトで要確認
WEB:http://www.nicoe.jp/
まとめ
地方のお菓子メーカーの工場だからと侮れないうなぎ工場見学でした。
うなぎパイファクトリーも寄り道スポットも室内なので天候関係なくお出かけできます。
お客さんも子供から杖をついた年配の方まで幅広い年代の人が遊びにきています。
無料ですし、浜松に来たら気軽にでかけてみたい観光スポットと思います。
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