石垣島にある知念商会で有名なローカルグルメ、オニササを食べてきました。テレビなどのメディアで紹介される“あの“オニササを写真付きで体験談レビューします。知念商会のオニササに興味がある人はぜひ参考にして下さい。
以前テレビで石垣島のローカルフードとして紹介されていたオニササ。
石垣島プチ移住中にお店を見つけて思いだし、周りに釣られて私も体験してみました。
最初見た時は正直あまり関心を持たなかったのですが、たまたま知念商会を見つけ入ってみたら皆オニササを作っており・・・そのあまりの光景に思わず便乗してしまいました。
「知念商会ってテレビで聞いたことあるかも」
「オニササってなに?」
気になる人はぜひ、石垣島で体験してみてください。
平日のお昼時だったから、地元の高校生や工事現場のおじさん達でにぎわってました。しかもみんなオニササ作ってる!((笑)
石垣島の知念商会とは?
知念商会とは、石垣島の登野城にある個人商店のことです。
外観もなんの変哲もない普通の商店ですが、ここで売られている惣菜を使った「アレンジレシピ」が地元のお客さんにウケているのだとか。
【知念商会】
住所:石垣市登野城1249-18
電話:0980-82-9664
休み:不定休
営業時間:7:00〜21:00
駐車場:店の横にあり
知念商会のオニササとは?
『オニササ』
名前だけ聞くと何のことかサッパリ分かりませんが、ササミフライにおにぎりをくっつけて潰した地元民オリジナルの“アレンジご飯“です。
おにぎりの「オニ」とササミフライの「ササ」で「オニササ」なんですね。
昭和56年頃に地元石垣の高校生が、ビニール袋の中でおにぎりとフライを一緒にして食べていたのが始まりだそうです。口コミで広がり、石垣島内では知らない人がいないほどのローカルフードになっています。
テレビでも紹介され、ガイドブックにも載るようになってからは、観光客も増えたみたいですよ。
知念商会でオニササを体験
せっかくなので、私もオニササを作ってみました。
知念商会に一歩足を踏み入れると、お弁当コーナーが目の前にあります。
そしてお弁当コーナーの後ろのショーケースにはフライがずらっと並んでるのですが、来店する人が次々にオニササを作っていました。
ちょうどお昼時だったこともあると思いますが、まさかこんなに人気とは・・
ショーケースの前から人が途切れることがなく、ショーケースの全貌を写せません。
作業服のお兄さん達や休憩時間中のお姉様方、あとは観光客かな?
そして地元の女子高生が3人、店に入ってくるなり「オニササ食べよー」と慣れた手つきでオニササを作っていきました。石垣島ではかなり知名度の高いローカルフードのようですね。
今日は部屋で自炊するはずだったのですが、なんだか私も食べたくなってオニササ作りに便乗。
オニササの作り方は、ご親切にフライのショーケースの上に書いてありました。初心者に優しい・・というか、それだけ観光客が来るんでしょうね。
《オニササの作り方》
- まずはショーケースの上にある袋を取って
- 袋に手を入れてササミをつかむ
- 調味料置き場のソース、マヨネーズをかける
- トングで好みのおにぎりをとってフライにのせる
- 袋をしめて、おにぎりを上から押さえたらできあがり!
落ちたトングはレジに持っていくこと
とりあえず、ササミとおにぎりをビニール袋の中で圧縮すればいいのね!
というわけで、出来上がったオニササがこちらです!
素人が初めて作ったオニササ
出来ました!
ササミフライに、つぶされたおにぎりがくっついてるだけですね(言い方)
まあ、見た目はアレですが、白飯とソースのかかったササミフライが合わないわけがないのです。味は普通に美味しいですよ。
フライはササミフライの他にも色々ありました。具を変えれば「オニササ」ではないですが、何通りもアレンジが効くというわけですね。
- ハンバーグ(フライじゃない)
- とうふハンバーグ
- ハムカツ
- ハムエッグ
- イカフライ
- 魚フライ
- メンチカツ
- あげ卵
- グラタンコロッケ
- 牛肉コロッケ
- テリヤキチキン
- ジャンボしゅうまい
- チーズフランク
おにぎりも、ふりかけ(のりたま、梅)やじゅーしーがあるのでお好きなものを選べます。
地元の高校生が何気なく始めたオニササですが、すでに石垣島では浸透しているようでした。
きれいな食べ方ではないけれど、”手軽さが受けた食べ方”として定着しているようです。短い休憩時間で昼食をささっと済ませたい時や、お腹が空いていてすぐ食べたい時には良いかもしれません。
知念商会の他グルメ
知念商会ではオニササ以外にも美味しそうなローカルフードが揃っていました。石垣旅行のお土産も、マニアックなものが見つかりそうです。
知念商会では、11時前くらいからどんどんお弁当が並んでいく(並ぶ端からどんどん売れてく)ので、11時くらいに行ってみましょう。12時頃からは昼休憩の人が買いに来るので更に混雑します。
知念商会のお弁当コーナー
石垣島ならではの八重山そばも並んでいます。本土で言う蕎麦やうどんと同じ感覚なのでしょうね。大・小とサイズ違いであります。
カップの中に麺と具が入っているので、お店にあるダシを入れて即席八重山そばが完成します。
知念商会のお弁当は、320円から450円くらいのものが種類豊富に並びます。海苔弁当のような普通のお弁当もありました。昼過ぎには売り切れることが多いので、できれば午前中にゲットしましょう!
惣菜系は、テビチ煮込み、もずく天ぷら、八重山かまぼこ、じゅーしーおにぎり、ジーマーミ豆腐、などの沖縄グルメがいろいろ揃っています。
パック入りの「おから」が売っていたのですが、原材料名が「アミノ酸、化学調味料」としか書いていませんでした。パッと見、にんじん・ひじき・ニラとか入ってるのですが、素材を一切無視して添加物しか記載しないこの潔さは何なのか。これが沖縄か。
八重山そばの「麺だけ」
八重山そばの麺も売っていました。
お値段はというと、近くのマックスバリュー石垣店の方が値段が安いものが置かれていました。スーパー自体多くはないので、値段の比較がしやすいです。
サンエーなどのスーパーでもよく見かけたおもち。玉城もち屋さんの和菓子(?)です。
ごまの方は砂糖と白すりごまが入ってました。至ってふつうのもち。甘すぎなくて丁度良かったです。
シンプルが潔いケーキ
石垣島の地元のケーキ屋さんのケーキも並んでいます。スポンジとチョコがけのシンプルなケーキ。昭和テイストですね。
注目すべきは、1番手前にある上全面にチョコレートがかかった細長いケーキ。名称は「ショートケーキ」となっています。
ショートケーキってなんでしたっけ・・。
私の知ってるショートケーキと違う・・。
どうしてもフォトジェニックに撮れる気がしないケーキたち。
サーターアンダギーの食べ比べができる⁈
そして、沖縄ならでは!のサーターアンダギーも充実しています。なんと販売者ごとに並んでいました。
- 金城アンダギー
- ねえねえのサーターアンダギー
- まるは食品のサーターアンダギー
- いまむら食品のサーターアンダギー
- まきし惣菜のサーターアンダギー
・・・サーターアンダギーの食べ比べができそうですよね。いろんなサーターアンダギーを食べてみたい人は、知念商会で買ってみてはいかがでしょうか。
ドリンクコーナーも要チェック
こちらは飲料コーナーの冷蔵庫前です。
石垣島のローカルドリンク「元気クール」と「マリブ」がありました。
乳酸菌飲料なんですけど、とりあえず石垣島に来たら記念に飲んでみたいドリンクです。マリヤミルクも石垣島の牛乳ですよ〜。
田芋のおやつ?買ってみた食べてみた。
沖縄では、ブルーシールのアイスクリームにも「田芋」味があるほど有名なローカルフレーバーなのですが、知念商会で田芋が売られていたので、実物の味や食感が気になって買ってみました。
惣菜なのかおやつなのか不明です。スプーンで食べるらしく、プラスチックのスプーンがついてます。
実際に「田芋」を食べてみると、甘みはほとんど無く、芋をつぶしたものに黒豆と小さな豆(か雑穀)が混ぜてありました。若干粘りがあるハッシュポテト琉球バージョンとでも言いましょうか。
こういうローカルフードって旅先で出会うと気になって試してみるんだけど、そこまで美味しいものはないです。「あ、こんな食べ物かぁー」って感じ。でも、毎回好奇心が勝つ(笑)
知念商会のオニササまとめ
私が知念商会店内にいる間も次から次へとお客さんが入ってきて、皆オニササを作っていました。ちょっとお昼時を外していたのですが、それでも人気っぷりがうかがえました。
どうやら知念商会のオニササを食べなければ、真の石垣島グルメは語れなさそうですね・・・。
そして他にも充実した石垣ローカルフードがたくさん見つかり、観光客向けのお土産に飽きた人にもいいかもしれません。
是非、石垣島の知念商会で、オニササを始めとしたローカルグルメを試してみてください。
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