【沖縄プチ移住生活の始め方】お試し移住の実践法まとめ

沖縄

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「沖縄移住してみたいけど、生活が合わなかったらと不安。それに、実際どんな手続きがあるのかもよく分かっていない。」
そんな人はまずは気軽に「プチ移住」してみては。

この記事では、私が実際に沖縄へプチ移住するまでの「部屋の探し方」や手続きの有無、荷物の準備、それから沖縄での生活体験談をまとめています。

プチ移住を決めてから、荷物をそろえて沖縄に発つまでの流れを順番に書いています。

また、実際の沖縄での生活で実感したことや現地の人の”声”も載せました。

私は本格的な移住ではなく約1年の”お試し”移住だったので、本格的な移住とは少し違うかもしれません。

ただ、実際に沖縄移住するために来ていた人と友達になり、沖縄移住を叶えた経験談を教えてもらったので参考にのせました。

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プチ移住生活ってどんな感じ?

勝手に「プチ移住」なんて名付けちゃいましたが、数ヶ月~場合によっては1年以上くらいの期間で住む場所を変えた生活です。

私は「旅+生活」の融合という感じでとらえてます。

ただの旅行じゃわからなかった現地の暮らしも見えてきて、住民のような観光客のような不思議な感覚です。

ときには地元の人と仲良くなって食事に招かれたり、一緒に遊びに行ったり。
温泉地では自宅に温泉を引いてる家があって、お風呂へ入らせてもらったこともあります。

長期の旅とも違い、普通に生活して仕事もしてます。

完全な移住だとハードルが高い場合は、お試し移住する意味でもおすすめ。

私のプチ移住生活のきっかけ

もともとは長期滞在型出張の仕事に就いていた私が、数ヶ月単位で新しい街に住むことにハマって始めました。

会社員だったころは現地での部屋も家電も会社で用意され、家具類を運んでくれる専門のスタッフ(課)もいました。

ただ、当たり前だけど「会社が決めた土地」へ出向くことになるので、自分じゃ選べません。
(希望を言えば叶えてもらえることもあるけど、その土地で確実に成果上げなきゃなのでハードル高いんですよね。)

会社員を辞めてからは、自分が住みたい街に住んでみてます。

観光地だとちょっと騒々しいので、観光地に行きやすい距離で暮らしやすそうな街を選ぶようにしてます。
(選んで失敗のとこもあったけど)

沖縄プチ移住の部屋の探し方

まず考えたいのが、住居。

短期間ならウィークリーマンション・マンスリーマンションがあります。

ただ、沖縄だと那覇あたりならあるんですけど、北部の方だとあまり無いんですよね。

那覇より自然の多い所に行きたい・・・。

そして、観光客の多い時期には埋まっていることもあるので、早めに予約して部屋を押さえておく方がいいです。

私も沖縄以外ですが、比較的短い期間ならウィークリーマンションを利用していたこともあります。

家具家電つきでネットもできるし、荷物も少なくて済むから便利。

でも、中長期になると費用がかさむんですよね。

沖縄の物件はあまりネットに載っていない

実は沖縄の住宅物件ってネットに載ってないものが大半だそうです。

大手の不動産業者がやっているのは一部。

個人でやっている所が多く、HPがあっても更新もされずに昔のままということもしばしば。

最初から本格的に移住をしようとしている人は、沖縄まで住宅物件を探すための下見をしに行った方が良いかもしれません。

その際は事前に希望条件を伝えておいて、不動産側にいくつかの物件を準備しておいてもらいます。

いきなり現地に行っても準備できてないかもしれないので。

下見の予約は電話の方がいいです。

「メールは毎日チェックしてない」こともあるそうです。

ただ、電話で予約しても忘れられてることもあるので、直前に確認の電話を入れるなどしてみてください。

沖縄移住した友達は、下見当日に不動産に行ったら忘れられていたそうです。

それでも不動産側は慌てることも悪びれることもなく、マイペースに物件を見せてくれたのだとか。

沖縄で生活しだすとこんなことしょっちゅうです。

こういうことを我慢できない・無理、と思うなら、沖縄移住は諦めた方が良いかも~。

沖縄独自の不動産制度

沖縄移住を考える人が知っておきたいのが、沖縄独自の不動産制度

沖縄独自の制度とは、沖縄在住の人を保証人に立てないといけないこと。

(※現在は大手チェーン不動産など保証人なしで保証会社をつけるところもあります)

沖縄移住する人は多いけれど、半分以上は本土に帰ってくとも聞きます。

中には、トラブルを起こして勝手に本土に帰っちゃう人もいるそうです。

そんなとき、沖縄の不動産の人はわざわざ飛行機代使ってまで代金を請求しに行けないから泣き寝入り・・・ということが度々あったそうで、やむなく作られた制度らしいです。

迷惑かけてるの本土の人じゃん・・。

そういう事情なら仕方ないと納得。

賃貸契約で沖縄に保証人がいない場合

そうは言っても沖縄に知り合いなんていない!という人は、「保証協会」を利用してもいいかもしれません。

親族の印鑑と代金を払えば、代理で保証人を引き受けてくれるサービスです。

もちろん保証人不要の物件もあります。

選択肢は少なくなりますが、ネットで普通に見れる大手不動産が扱う物件があります。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●【石垣島プチ移住体験談:賃貸の部屋の生活】アパート選びの注意点も[/su_note]

プチ移住の間、自宅はどうするか?の問題

普通の移住と違って、一定期間後は自宅に戻る予定のあるのがプチ移住です。

プチ移住の間、「自宅をどうするか?」も考えないといけないです。

持ち家なら家賃も発生しないので問題なし。

賃貸なら、長期の場合はその間の家賃を先に入れておくか、引き払って荷物をトランクルームに預けるなどします。

私は沖縄プチ移住の前は、横浜で1人暮らししていました。

3ヶ月ほど家を空ける時などは家賃を先に振り込んでおいたりしてましたが、沖縄のときは思い切って引き払い荷物は実家へ。

家電類はすべて売り払いました。

会社員時代から移動の多い仕事をしてたので、荷物は少なめ。

ベッドもなく段ボール5つくらいだったのですぐ終わりました。

事前に荷物の整理がおすすめ

プチ移住するなら、一度自宅にあるものを見直して荷物を減らすのがおすすめ。

私は近藤麻理恵さんの本を読んで実践しました。

最初に「人生がときめく片付けの魔法」を読んで考え方や流れを学び、細かい衣類の畳み方や収納などは「イラストでときめく片づけの魔法」を参考にすると実践しやすかったです。

プチ移住で必要な手続き

移住なら転入・転出届けを出せばいいです。

外国じゃないので、本土での引っ越し手続きと同じです。

旅行と違うプチ移住で気になってくるのは、住民票や郵便物の住所変更などの役所手続きなど。

プチ移住の場合、住民票はうつす必要なし。

長くても1年程度で自宅(住民票のある住所)に戻っているので、生活拠点は変わるけれど、長期旅行と同じ扱いになるそうです。

この場合、必ずしも住民票の移動は必要ないそうです。

ただ、プチ移住先の土地によっては税金が安くなることもあります。

手続きは面倒だけど、税金を安くするためにやってみたい人は自己責任でどうぞ^^;

私が住民票を毎回うつさないのは、手続きが大変だから。

うつすたびに税金額が変わり、その都度差額の支払いや払い戻しなどの手間がかかります。

支払い用紙を新しく発行してもらったり、税金を口座引き落としにしている場合も手続きが必要なんです。

そんなわけで、住民票は自宅から移してません。

ちょっと困るのは、確定申告や選挙の時など。

住民票のある地でやる事になります。

1度自宅に戻るか、家族がいる場合は頼んでもいいかも。

郵便物の住所変更は好みで

転居・転送サービスのことです。

1年間は旧住所宛の郵便物を新しい住所に転送してもらえるんです。

郵便物の住所変更は、好みで。

1〜2ヶ月くらいなら大丈夫かもしれないです。

自宅で郵便物を受け取ってくれる人がいたり、DMばかりなら住所変更は必ずしも必要ないかもしれません。

私は住所変更は毎回行っています。

大事な書類もあるので、数ヶ月放置されるのはちょっと心配。

すぐに受け取れるように郵便物の住所変更はしてます。

郵便局に行って専用の紙に書くだけです。

ネットでも申し込みできます。(確認のために電話番号を取得されます)

銀行の準備をやっておく

先にやっておくと便利なのが、銀行口座の用意。

ゆうちょ銀行にお金を移しておくと便利です。

特に離島の場合。
(沖縄本島なら場所によりますが、大手都市銀行でもネット銀行でもそんなに困りませんでした。)

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●石垣島のATM利用はゆうちょが最強?[/su_note]

大手都市銀行やネット銀行も場所によってはATMがあるので使えますが、手数料もかかります。

無駄に手数料をかけないためにもゆうちょ銀行が一番使いやすいかな。

とはいえ、ほんと場所によりけりなので近所にどんなATMがあるか事前確認しておくといいです。

プチ移住の荷物、何を持っていく?

普通の引っ越しみたいに生活用品全部持っていこうとすると大変です。

なのでプチ移住先に持っていく荷物と現地で調達するものに分けてます。

期間にもよるけれど、基本は60ℓのスーツケースとサブバックに収めます。

冬は衣類がかさばるので段ボールが一個増えます。あとは現地調達。

私のスーツケースの中身

【衣類等】
下着・服
ショルダーバッグ
サンダル
折りたたみ傘
アクセサリーやサングラス
【美容品類】
ドライヤー
コンパクトヘアアイロン
スキンケア用品・シャンプー・コンディショナー(パウチタイプで2日分)
メイク用品(無印のポーチにイン)
【洗濯セット】
洗濯用品一式(ネットに洗濯バサミ・ロープをイン)
洗濯用バスケット(ビニール素材なのでペタンコに折りたためる)
【PCと文具】
ノートパソコン
スマホの充電器・バッテリー
充電式電池(持っていかないことも)
ペン・ノート・手帳
【便利グッズ】
マスキングテープ
ミニメジャー
カッター・ハサミ
S字フック

コンパクトな寝袋も持っていきます。石垣島ではこの寝袋と現地購入したマットレスで大丈夫でした。

衣類は薄手のスカーフや風呂敷に包んでいきます。スカーフや風呂敷は、寒い時に巻いたり手提げになったり重宝してます。ストールも1枚あるといいです。

荷物の中には入れず、巻いてそのまま移動してます。

↓沖縄本島じゃないですが、石垣島編での荷物はこちらの記事でまとめています。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●石垣島プチ移住に私が持って行った全荷物

[/su_note]

プチ移住生活中の収入

必須なのが、プチ移住生活中の収入源。

仕事はどうするか?ってことですね。

普通に暮らすだけでも食費や光熱費、税金だってかかるので収入は要ります。

沖縄へ移住した人は、本土の8割ほどの収入に減るというデータがあるそうです。

実際の声では「もっと少ない」って言う人が多いけれど。

それでいて家賃も東京と変わりばえしないし、支出額も同じくらいなので節約したり仕事を掛け持ちする人が多いです。

現地で毎回仕事を探して就職・・だとちょっと大変。

やろうと思えばできるけど、期間も限られてるし大半の人にとってはあまり現実的ではないはずです。

こちらの記事↓で、移住失敗の原因の一つにお金の問題を挙げています。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″]
[su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●【石垣島移住成功談と失敗談】プチ移住中に会った先輩移住者達の話
[su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●【石垣島プチ移住体験談:お金編】1ヶ月の生活費
[/su_note]

プチ移住中にやりやすい収入源の確保は2つ

  1. 住み込み仕事で部屋と働き口両方GET
  2. 起業して個人事業主となって仕事を自分でつくる

②はちょっとハードル高いですが、沖縄の低賃金に振り回されなくて済みます。

最初は掛け持ちして、何もしてない時でも収入が発生する仕組みを整えちゃうと後で楽。

私はそうやってました。

私は起業してリゾートバイトをしながら空き時間に作業してました。

部屋も食事も用意されるので、物件探しなどの手間もなくなります。

収入が安定してないうちはリゾートバイトなどの住み込み仕事をするのも手です。

20代ばかりかと思ってたら意外とそうでもなかったので、どの年代でもOK。

リゾートバイトって名称に変換しちゃうと何故か若者っぽく聞こえるけど、住み込みの仕事は昔からの定番ですもんね。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●【沖縄リゾートバイト体験談】30過ぎて初めてのリゾバ[/su_note]

実際の沖縄生活で見えてきたこと

プチ移住してスーパーで買い物したり休日に遊びに出かけると、旅行者の時じゃわからなかった沖縄の暮らしが見えてきました。

まずは交通事情。

沖縄の交通事情については、このサイトで散々書いてきました。

てーげー(いい加減)な路線バス、米軍関係者の車、レンタカーの多さ・・・

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″]
[su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●【沖縄バスの驚愕体験】消えたバス停と待たない運転手[/su_note]

プチ移住をするなら、先に知っておくと良い沖縄交通事情があります。

沖縄の高速道路は時速80㎞まで

本土より制限速度が低いんです。

100km/時出してたらスピード違反ー。

高速道路にはよく覆面パトカーがして、たいてい本土からのレンタカーがスピード違反で捕まってます。

「知らなかった」じゃ済まされないので注意。

車移動が多い+道が少ない=渋滞

電車がない沖縄では、車を運転する人が多いです。

旅行者も移動にレンタカーを使う人多いですよね。(レンタカーは「わ」と「れ」ナンバー)

けれど北部方面に行くメインの道路は限られているので、通勤帰宅時間は渋滞します。

観光シーズンに旅行客もさらに渋滞。

事故もけっこう多く、そんなときは1時間でいけるはずの距離が3時間くらいかかりました。

抜け道は・・・ありません。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_label type=”warning”]関連記事[/su_label]●沖縄のお盆渋滞をできるだけ回避する3つのコツ[/su_note]

沖縄でネット通販は不利

沖縄生活で実感したのが、送料の高さ!

本1冊でも送料上乗せされて高い(´;ω;`)「送料無料」ってあっても、沖縄や離島は除かれてる…orz

石垣島だとさらに高いです。本土→沖縄本島(経由)→石垣島、となるので、航空運賃や船賃が加えられてるんですよね。

今まで気軽に利用してたネット通販も、沖縄だと自粛。

ただ困るのが、移住してすぐに揃える生活必需品。

ネットで簡単・便利に揃えられないので、レンタカー借りてホームセンターやドラッグストアなどを一気にまわって揃えました。

買い忘れたものがあると、また買いに行くのが大変なので「必要なモノリスト」を作っておくのがいいです。

じゃないと余計な手間がかかる~。

船賃ぶんスーパーの品も高い

石垣島だと”もやし”も高いです。

石垣島の子が「節約料理の本」を見てその通りに食材買って作ってみたら「全然節約にならなかった。」って言っていました。

本土の値段とは違うんですよね。

豆苗は同じ値段だったので良く買ってました。あと、ゴーヤとかスパムは沖縄のが安い!

ここぞとばかりに買うべし。

南国フルーツも安い。(というか庭にいっぱいある。)

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石垣島では水道水の質が違う

水が違う!

これ、沖縄本島にいたときから悩まされてました。石垣島だともっと変わるんですよ。。。

沖縄に行ったら髪がパッサパサ。なんてのは紫外線のせいだけじゃないです。

一応数値としては”軟水”の範囲だけれど、ほぼ硬水に近いんです。

硬水に含まれるミネラル分と石鹸やシャンプーの成分が反応して石けんカスができやすくなっちゃうんです。

こちら↓に沖縄の硬水に四苦八苦していろいろ試したときの記録を残してます。

沖縄で肌荒れ・髪の傷みを感じたら参考にどうぞ。

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沖縄に拠点構えちゃうのもいいなーっと思ってたのだけど、断念した理由は”水”でした。

特に普段から飲み物はほぼ「水」オンリーな生活になっているのもあって、水大事なんです。

沖縄プチ移住をやってみたい人へ

方法はいろいろあるので、案外簡単にできちゃいます。

他の県へ引っ越すのと同じですね。

  1. 沖縄での収入源
  2. 沖縄のゆるい空気になじめる

この2つがOKなら、あとは何とかなるんじゃないでしょうか。

[su_note note_color=”#fffbed” radius=”6″][su_service title=”石垣島でのプチ移住生活の体験談はこちらの記事で紹介しています。” icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#fc7543″ size=”20″]1ヶ月の生活費や暮らしてみて分かった内地との生活の違い。普段の買い物や住むのに便利な地域をお話ししています。[/su_service]

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この記事を書いた人
kasumi0

20都市に住みながら心地良い環境と働き方を追求
夢目標無し”何となく“生きてきた毎日を劇的に変える
■仕事続かずスキルもない落ちこぼれ→3ヶ月で3800万円売上の営業
■PCスキル皆無→1年独学でWebサイトオープン&ライターの仕事もスタート
■時間と場所に縛られた仕事→選択の自由ある環境と働き方
元美容部員&予防アドバイザー/トラベルライター/ベンチャー企業新規事業サポ

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