こんにちは。湘南住まいのkasumiです。
私が実際に回った北鎌倉メインの紫陽花(あじさい)巡りコースを紹介します!
あじさいの名所として有名な明月院を始め、人の少ない穴場を含めたルートとランチや休憩におすすめなカフェをピックアップしました。
歩いて半日程度で回れるルートなので、気軽に散策できます♪
北鎌倉駅からスタートしてぐるっと一周して北鎌倉駅に戻る、紫陽花鑑賞と、金運&恋愛運(人間関係運)アップのルート。
鎌倉駅周辺も楽しみたい方は、途中から南下して鶴岡八幡宮の方へ歩けば両方楽しめます。
北鎌倉の紫陽花コース
▼ 北鎌倉駅
▼円覚寺
▼明月院
▼亀ヶ坂切通し
▼銭洗弁財天
▼葛原岡神社
▼北鎌倉駅
途中の亀ヶ坂はかなり歩きにくい道の為、スニーカーなど歩きやすいものがおすすめ。
ヒール靴やサンダルは避けて。
鎌倉の紫陽花の見頃はいつからいつまで?
鎌倉の紫陽花の見頃は、例年6月中旬から下旬にかけて。
満開ではなくても、5月下旬から7月上旬まではチラホラ咲くあじさいを見ることが出来ます。
6月中は特に混雑するので、人ごみを避けたい方はピークの時期を避けてみては。
北鎌倉のあじさい観光ルート詳細
具体的な各紫陽花(あじさい)ポイントと見所、場所や料金(拝観料)の詳細を載せました。
ランチにおすすめのカフェも最後に紹介しています。
北鎌倉の紫陽花と言えば明月院は外せない!
鎌倉の「あじさい寺」として有名な明月院は、紫陽花巡りのルートに外せません!
見どころは「明月院ブルー」と名付けられた深い青色の紫陽花です。
紫陽花は土のPH値によって花の色が変わり、酸性なら青、アルカリ性なら紫の紫陽花になります。
明月院の紫陽花は、見事な青!
しかも日を追うごとに青色が濃く鮮やかになっていくので、深い青色の紫陽花を見たいなら6月中旬以降に行きましょう!
私は6月中旬に行きましたが、やはり人出は多かったです。
もう少し早く家を出れば良かった・・。
外国人も多く、紫陽花鑑賞に夢中。
明月院に咲いている紫陽花は、「姫あじさい」という日本古来の品種だそうです。
場所:拝観時間:8時半~17時
拝観料:500円
※2020年はコロナウイルスの影響により9時~16時の平日のみ
北鎌倉の紫陽花の穴場
北鎌倉で紫陽花を見ることができる穴場明月院は紫陽花の名所として有名すぎるのですが、明月院を外せば他はだいぶ人出が減ります。
明月院周辺の「円覚寺」「東慶寺」「長寿寺」でも紫陽花を見ることができる場所。
明月院に比べると人出は少なめ(それでも通常時よりは多い)なので、混雑を避けたい人はおすすめ。
円覚寺の紫陽花
北鎌倉駅からすぐの場所にある円覚寺も、立ち寄りにおすすめ。
鎌倉五山第ニ位に列せられる臨済宗円覚寺派の大本山です。
広大な敷地内では、紫陽花だけでなく庭園も見もの。
境内にある茶店の「安寧」では庭園を眺めながらお抹茶や白玉あんみつをいただけます。
毎月第2土曜だけはランチに精進料理の提供もあり。
東慶寺の紫陽花
東慶寺は「縁切寺」として有名なお寺です。
紫陽花鑑賞のついでに断ち切りたい縁も切っておくと良いかもしれません。
私はもうちょっと歩いて、他とは違う紫陽花を鑑賞しに行きました。
北鎌倉で紫陽花を見られる穴場としておすすめなのが亀ヶ谷坂です。
今回は、亀ヶ谷坂を通りさらにその先へ進んで化粧坂や銭洗弁財天、葛原岡神社(ここも穴場)へ!
紫陽花鑑賞と、金運アップ&恋愛運(人間関係運)アップも狙います。
円覚寺や東慶寺に比べると、さらに人の通りは少なく、たまにすれ違うくらいでほぼ人がいませんでした。
亀ヶ谷坂切通しと紫陽花
鎌倉幕府を開いた源頼朝が、物資を運ぶために山を掘削して切り開いた道で「切通し(きりとおし)」と呼ばれています。
カメも引き返したという意味で「亀返坂」とも呼ばれている(らしい)急な坂道。
道の両側は掘削された切り立った岩肌がのぞいていたりして、なんとなく中世時代の面影を感じられます。
そして夏はほんと涼しい〜。
木陰で風通しが良くて、気持ちいい風が吹いてきます。
まだ6月とはいえ、歩いてる人は帽子や日傘でガードしているくらいには暑いので、鎌ヶ谷坂から化粧坂の木陰は散策にぴったりでした。
この亀ヶ谷坂にも紫陽花が咲いています。
道の片側に色とりどりの紫陽花と百合。
道中にあちこち咲く紫陽花を眺めながら、しばらく歩いて今度は化粧坂切通まで向かいます。
化粧坂切通
化粧坂切通は、亀ヶ谷坂切通以上に昔の道そのままの面影を残している道です。
扇ガ谷の住宅街の奥にその入り口があります。
こちらはかなり足場が悪く、滑りやすくなっているため歩きやすい靴で向かいましょう。
写真だと確認しづらいですが、岩肌からしたたり落ちた水であたり一面が濡れて、若干川みたいになっています。
これが…道?坂道?
足の形に岩が削れている…。
進むほどにもっとゴロゴロした岩が出てきて、ハイキングどころか山登りみたいな道になってきました。
でもほんのちょっと歩けば抜けられるので、そんなに苦ではないはずです。
化粧坂を抜けると、すぐそばに源頼朝像のある公園に出られます。
山の頂上にあるこの広場には、ベンチやトイレ完備。
天気の良い日なら、お弁当持参でも良いかも。
公園から銭洗弁天の方へ少し歩くと、右側に絶景ポイント。
銭洗弁天へ寄り道
鎌倉で有名な銭洗弁財天宇賀福神社(通称:銭洗弁天)にも寄り道してみました。
境内にある洞窟の清水で自分のお金を洗うと、何倍にもなって戻ってくると言われています。
ここで金運アップ!
ザルに硬貨や紙幣を入れて、柄杓で清水をすくってお金を洗い清めましょう。
葛原岡神社で縁結びとアジサイ鑑賞
縁結びで有名な葛原岡神社にも紫陽花は咲いています。
紫陽花を鑑賞しつつ、人との縁も結んでおきましょう。
参拝前に参拝方法を確認!
①「魔去る石」で不運とお別れ
まずは鳥居の隣にある「魔去る石」に杯を叩きつけて、今までの自分の不運をたたき割りお別れしましょう!
“魔が去る”や“勝(まさる)”という意味で、幸せを勝ち取る石だそうです。
割れるまで何度もあててOK。
思いきり叩きつけると何だかちょっと気分的にもスッキリ。
②縁結び石でご縁を願う
お次は縁結び石に赤い糸のついた五円玉を結びつけて縁結びを願いましょう。
五円=ご縁、ですね。
右側が男石、左側が女石で、男性との縁を結びたい女性は男石に、女性との縁を結びたい男性は女石にそれぞれ五円玉を結びます。
人間関係全般なら真ん中の石に。
赤い糸つきの五円玉は、社務所で御守りを購入すると授与されるので、お参り前に社務所へ行くことを忘れずに。
なんだか商売っ気を感じますがwお金も回るしノッておきましょう。
私は鎌倉の海岸でとれた桜貝を使った桜貝守りを選びました。
御神体の木像は、二宮尊徳邸内のクスノキから作られたと伝えられているものだそうです。
③本殿に参拝は忘れずに
縁結び石で満足してUターンせずに、最後は神様にご挨拶しに本殿へ参拝を。
ご祭神は日野俊基卿。
建武の中興への道を開かれたことから“開運の神様”と呼ばれています。
本殿の横になにやら『昇運の神龍』なる石板があります。
旧本殿に納められていたものだそうで、私達の願い事を早く届けてくれる神様のお使いの龍なのだそうです。
本殿あたりの斜面にも紫陽花が一面に咲いていました。
④願い事が叶ったらお礼参りを
神社でお願い事をして願いが叶ったら、お礼参りをしますよね。
私の地元の豊川稲荷(寺だけど)でも、お礼参りの狐が納められた狐塚がありますが、葛原岡神社では「御礼参りの折鶴」というものがあります。
お礼参りに来たら、社務所で「お礼参りの鶴を折りたい」旨を伝えましょう。
和紙『おりがみさま』を授与いただけるので、これで鶴を折って大黒様に感謝を伝えることで、自分の思いがずっと続くと言われています。
お礼参りの鶴折に来たいな〜。
場所:神奈川県鎌倉市梶原5-9-1
拝観料:なし
アクセス:JR鎌倉駅 西口から銭洗弁財天ルートで徒歩35分、JR北鎌倉駅から葛原岡ハイキングコースで徒歩30分
北鎌倉の紫陽花巡りにおすすめなカフェ
北鎌倉へ紫陽花巡りをしに出掛けた時に、ランチや休憩でおすすめのカフェをご紹介!
北鎌倉は、カジュアル寄りな古民家カフェからちょっと背伸びして向かいたい本格的なランチが頂ける名店まで揃っています。
カジュアルな古民家カフェ系から紹介していきます。
狸穴カフェ
“まみあなカフェ”は、ティータイムメインですが、キーマカレーやビーフシチュー、ピタパンサンドなどをいただけます。
アンティークのソファに腰を落ち着けてくつろげる空間。
北鎌倉ぬふ・いち
鎌倉野菜を使ったスープカレーが有名なお店が「ぬふ・いち」です。
その日使われた野菜のお品書きもあり、野菜をたっぷり食べられる女子にも人気なメニューが自慢。
去来案
去来案では、渋い古民家でビーフシチューをいただけます。日本の味に慣れていると戸惑うほどの、本場の味のビーフシチューが売りのお店です。
タケル クインディチ
「タケル クインディチ」は北鎌倉で人気のイタリア料理のお店です。リノベーションをしたモダンな古民家でいただくパスタやピザは絶品で、土日は予約も取りづらいほど賑わっています。
安寧
円覚寺の境内にある茶屋が「安寧」も人気です。境内を眺めながらお抹茶や白玉あんみつをいただけます。
月に一度、第2土曜だけはランチに精進料理をいただけるので、タイミングが合えば精進料理のランチも是非味わいたいところです。
NEST
「NEST」は隠れ家的な小洒落た雰囲気のレストランですが、ランチのお値段はカジュアル系カフェのランチと大差ありません。お得にいただくならランチが狙い目です。
お重の弁当だけでなく、キーマカレーやハンバーグセットのランチもあります。
シェ ケンタロウ
「シェ ケンタロウ」は、思わずため息が出るほどの、見た目も優雅な創作フレンチが味わえるお店です。
ランチの予算は5〜8千円ほどとお高めですが、高級感に浸りたい時にいかがでしょうか。
北鎌倉の紫陽花巡りコースまとめ
北鎌倉駅を中心にぐるっと回る紫陽花巡りコースは、6月中は観光客も多く週末は混雑します。
週末のお昼時は、ある程度待つ覚悟で。
あじさい寺と通り名のつく明月院を押さえたら、気のむくまま近くのお寺や神社を参拝してみても良さそうです。
道のあちこちに咲く紫陽花を眺めながら、北鎌倉で紫陽花巡りを楽しみましょう♪
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