今回は私が実際に回った鎌倉長谷エリア中心の紫陽花(あじさい)巡りコースを紹介します!
極楽寺から長谷を中心に、あじさいの名所として有名な長谷寺と、穴場を巡る日帰りの観光コースです。
時間が余れば江ノ島電鉄に乗って北鎌倉駅まで行き、北鎌倉のあじさい寺「明月院」もルートに加えるのもおすすめ。 ランチやティータイムにおすすめなカフェも併せて紹介しているので、鎌倉あじさい観光の参考にどうぞ。
鎌倉あじさいコース(極楽寺~長谷)
鎌倉の紫陽花巡りコースはこちら!
(1分)
▼極楽寺
(約10分)
▼御霊神社
(
▼ランチ
▼長谷寺
(約5分)
▼光則寺
▼カフェで休憩
▼江ノ電長谷駅
ぐるっと日帰りで回れます。
鎌倉の紫陽花の見頃はいつからいつまで?
鎌倉のあじさいは5月下旬から7月上旬まで見る事が出来ますが、一番見頃なのは6月中旬から下旬頃です。
ただ、あじさいの見頃の6月は、観光客も増え人出もピークになります。写真を撮ろうとしても人が写りすぎてしまい、なかなかシャッターチャンスをつかめません。
紫陽花を鑑賞できるお寺や神社は、朝から開門しているので、人混みを避けたい人は早めに出かけた方がスムーズに回れます。
写真を撮りたい方は朝早くから出かけてみましょう。
極楽寺の紫陽花
江ノ電極楽寺駅に到着したら、すぐそばにある極楽寺へ歩いて向かいましょう。
趣のある茅葺の山門前に、紫陽花を見ることが出来ます。
境内に紫陽花は多くはないものの、そこかしこに鮮やかな青が。
この日は雨の後で、より一層風情がありました。
場所:鎌倉市極楽寺3‐6‐7
拝観時間:8~16時半
拝観料:無料
アクセス:江ノ電極楽寺駅から徒歩30秒
鎌倉|成就院の紫陽花
極楽寺から長谷の方へ向かう途中に、紫陽花の名所だった成就院があります。
長谷寺と並んで長谷のあじさい寺の名を持つのが成就院でした。
山門から本堂まで続く参道が、由比ヶ浜を見下ろす紫陽花の名所として有名でしたが、参道工事後は以前のような紫陽花いっぱいの絶景は見ることが叶わなくなってしまいました。
残念。
2020年の紫陽花は無し。
紫陽花の株を休める為に、2020年の紫陽花は写真の通りでした…。
紫陽花がまた育つのを待ちましょう。
成就院は、弘法大使が護摩修法を行ったと伝えられる場所に、鎌倉幕府の3代執権北条泰時が創建したお寺です。
一度は焼失して移転していますが、江戸時代に中興の祖により元の場所に再建されています。
境内には縁結びの不動明王や子授け・安産の子安地蔵菩薩があるので、良縁・子授けを祈願してみては。
縁結びの不動明王
意外と小さいことにちょっと驚き。
スマホの待ち受けにするとご利益があるらしいというので、カメラに納めさせていただきました。
子授け・安産・子育てのご利益を願う子安地蔵菩薩。
子生み石をなでると子が授かるかも⁈
場所:鎌倉市極楽寺1-1-5
時間:8時~17時(冬季は16時半)
拝観料:なし
アクセス:極楽寺駅から徒歩3分
御霊神社の紫陽花と江ノ電
江ノ電とあじさいをセットで見られる撮影スポットとして、人気なのが御霊神社です。
御霊神社の鳥居前に線路が走っており、鳥居と江ノ電と紫陽花のコラボ写真が撮影できます。
鳥居前と、鳥居横の小路からが人気の撮影ポイント。
みんなカメラを持って構えているので、鳥居周辺は混雑します。
この時、踏切近くに住んでいる男性が、ベストショットを撮影できる位置やシャッターのタイミングをレクチャーしてくれました。
本堂の裏にも紫陽花が咲いています。
お参りしつつ、境内をぐるっと散策。
鎌倉|御霊神社の招き猫(?)
御霊神社には、神主猫さまがいます!
写真撮影をお願いしたら、小さな烏帽子をかぶった姿で撮らせて下さいました。
か…可愛いぃぃぃ!!!
ずっと人間の神主様になでてもらってゴロゴロ気持ちよさそうにのどを鳴らしています。
つい、猫の御守りも買ってしまいましたw
場所:鎌倉市坂ノ下3‐17
拝観時間:9時~17時
拝観料:無料
アクセス:長谷駅から徒歩5分
鎌倉|長谷寺の紫陽花
長谷寺は「紫陽花寺(あじさい寺)」の名前をもつ紫陽花の名所です。
あじさいの株数も多く種類も豊富。
変わった紫陽花がたくさん見つかります。
※長谷寺名物のあじさいの小路は、2020年はコロナの影響で事前申込制になっていました。
急なお出かけだったのでハガキの申し込みに間に合わず、紫陽花の小路は断念。
境内にある草木や花々には木札で名前が付けられているので、花や植物の名前を確認しながら鑑賞できます。
普段から人気のお寺なので、紫陽花の時期、特に土日祝日は混雑していることが多いです。
あじさい以外の長谷寺の見所
長谷寺の見所は、紫陽花以外にもたくさんあります。
- 和み地蔵と良縁地蔵
- 国内最大級の木造の十一面観世音菩薩
- 弁天窟
- 海光庵の「お寺のカレー」
時間の許す限り、じっくり見て回りたいですね。
一つずつ紹介します。
和み地蔵と良縁地蔵
長谷寺の境内にある和み地蔵と良縁地蔵は人気の撮影スポットです。
和み地蔵は三ヶ所あり、全部見つけると良いことがあるとか。
国内最大級の木造の十一面観世音菩薩
その大きさと存在感に圧倒されました。
薄暗い堂の中でぼうっと浮かび上がる十一面観世音菩薩。
国内最大級の木造十一面観世音菩薩です。
上部が少し前のめりにでも造られているのかと思えるくらい、こちらを見下ろして迫りくるような錯覚に陥りました。
撮影禁止なので写真はありません。
是非実物を見に行かれて下さい。
弁天窟
弁財天をお祀りする弁天堂からさらに奥へ進むと、弁財天と眷属の十六童子が彫られた弁天窟があります。
海光庵のお寺カレー
長谷寺の境内にある「海光庵」では、肉類を一切使わない「お寺のカレー」が人気メニュー。
相模湾を一望できて景色も抜群。
場所:鎌倉市長谷3‐11‐2
時間:8時~17時(3~9月)・8~16時半(10~2月)
拝観料:300円
アクセス:長谷駅から徒歩5分
光則寺の紫陽花
日蓮宗のお寺である光則寺は紫陽花の穴場です。
あじさいで人気な長谷寺のそばにあるためか、こちらは人出も落ち着いていてゆっくり回ることができます。
紫陽花メインではなく、紫陽花”も”見ることができる、という感じですが、あじさいの時期ではなくても手入れの行き届いた境内で四季折々の花々を見ることが出来ます。
境内は”かなり”緑が多い・・・!
あじさい以外の光則寺の見所
光則寺では、700年前の土牢も必見です!
境内の裏山にある石段を登っていくと、日蓮聖人が佐渡流しにあった時に弟子の日朗上人を幽閉した土牢があります。
いかにもな牢屋…。
こんなところに閉じ込められていたと想像するだけで身震いがします。
場所:鎌倉市長谷3‐9‐7
拝観時間:7時半~日没
拝観料:大人100円・小中学生無料
アクセス:長谷駅から徒歩5分
鎌倉あじさいルートにあるランチにおすすめなカフェ
今回紹介した鎌倉あじさいルート周辺にあるランチにおすすめなカフェをまとめました。
古民家を改装した落ち着いた雰囲気のお店が多いです。
手ぬぐいカフェ一花屋(いちげや)
古民家でお惣菜つきのおにぎりランチやカレーをいただけます。
縁側にあるちゃぶ台席やくつろげるソファ席が人気。
カフェ坂の下
パンケーキが人気ですが、ランチもあり。
ドラマの撮影に使われた店内は、雰囲気の異なるテーブル席や個室のソファ席があり、どの席もおしゃべりが弾みそう。
CHAYA BOUL(チャヤボウル)
お洒落な洋風丼(どんぶり)のお店。お酒もいただけます。
ベジタリアンメニューの鎌倉ブッダボウルやしらす丼が人気。
NATU DECO
鎌倉大仏への通りから一本入った路地裏にあるオーガニックカフェです。
メニューは限定数のあるプレートランチや野菜たっぷりのベジカレー、バーガーなど。
Cottycotty
しらす丼中心に、丼ものメニューのお店。鎌倉大仏へ行く通り沿いにあり入りやすいです。
鎌倉の紫陽花コースまとめ
紫陽花の時期の鎌倉は一気に混雑します。(特に休日!)
早めに到着して早めに帰るようにすると、紫陽花の写真もゆっくり撮る事が出来おすすめ。
鎌倉のあじさい巡り楽しんでください♪
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