日焼けしたくないからといって、SPF値が違ったりする2種類の日焼け止めを重ね塗りしていませんか?
重ね塗りすれば効果倍増しそう?にも思えるけど、果たして本当でしょうか。
気になったので調べてみた結果をまとめました。
「SPF値の違う種類の日焼け止めを重ね塗りした場合の効果の違い」
化粧しながら日焼け止め効果を最大限発揮させるための注意点
日焼け止めは、「塗ったらそれで安心」では、ありません!
さらに、マリンスポーツが趣味でも、潜在シミ無く30過ぎても白肌キープしている私が絶対焼かない日焼け止めの塗り方を紹介します。
日焼け止めの違う種類を重ね塗りした効果の違い
「違う種類の日焼け止めを重ね塗りしたら効果がどのように変わるのか?」
これを具体例でそれぞれ見ていきたいと思います。
- ①SPF値は同じでも別々のアイテムを重ね塗りした場合
- ②SPF値が違うものを重ね塗りした場合
- ③SPF値もPAも違うものを重ね塗りした場合
例1)SPF15の3つの日焼け止めアイテムを重ね塗り
SPF値は同じ紫外線防止効果のある【化粧下地、ファンデーション、パウダー】の3つを重ね塗り。 日焼け止め防止効果はどうなるのか?
⇒SPF15+SPF15+SPF15=SPF45にはならない。
SPF15のまま。
【結果】 足し算効果にはならない。
例2)SPF15とSPF30の日焼け止めを重ね塗り
SPF値の違う種類の日焼け止めを重ね塗りすると効果はどうなるのか?
【結果】数値の高い方の効果を得られる
例3)SPF15/PA+++とSPF30/PA+の日焼け止めを重ね塗り
SPF値もPAも違うものを重ね塗りしたらどうなるのか?
【結果】数値の高い方の効果を得られる
日焼け止めを違う種類で重ね塗り効果のしくみ
前章で具体例を出しましたが、日焼け止めを重ね塗りした効果は、単純にSPFの足し算ではない という事が分かりました。
それは、SPF値とPA値の意味・効果の違いにあります。
SPFの意味は?
SPFの数字は、単純に日焼け防止のパワーではありません。
「日焼けの炎症が起きるまでの時間を何倍遅らせるか」の意味です。
例えば、SPF50 なら、
『何も塗らないと1分で炎症が起こり始めるとしたら、SPF50は50倍遅らせる』、
つまり、50分後に炎症が起こる、という理解になります。
だから例1でSPF15の日焼け止めをいくつ重ねても、どれも15倍遅らせる効果しかないので、SPF15の効果のままということですね。
例2のSPF15とSPF30は、日焼け時間を15倍遅らせるものと30倍遅らせるものを重ね塗りしたら、30倍のものを塗っているので、SPF30で数値の高い方の効果が表れます。
メイク直しではなく、ほぼ同時刻に塗っているなら、「後から塗った方」ではなく「数値の高い方」の効果を得られるという事。
例3もPAも同様の考え方ですね。
けれど、2種類使う事でSPFとPAどちらも数値の低い方を補えます。
1平方cmあたり2㎎って、かなり厚塗り!
実際には皆もっと薄くのばしますよね・・・。
そしてこの基準は、業界で自主的に決めた基準であり、メーカーによって差があるので、
あくまでも 目安
でしかないという事に注意です。
1番大事なのは、重ね塗りではありません。
たくさん塗り重ねることよりも、日焼けしにくい方法があります。
それは、こまめに日焼け止めを塗り直すこと。
具体的にどのようにこまめに塗り直しているのか?私の例をご紹介したいと思います。
日焼け止めを重ね塗りする時のメイクのコツ
日焼け止めを重ね塗りすることのメリットは、汗や皮脂で効果が落ちるのを防ぎ、単品使いよりも日焼け止め効果を得やすくなることにもあります。
さらに、化粧時にちょっと注意するだけで、より日焼け防止効果を得やすくなりますよ♪
こまめに塗りなおす
日焼け止めを使う時は、こまめな塗り直しが一番大事です。
私は高校生の時から365日日焼け止めを欠かさず塗っていましたが、外に出る前に必ず塗り直していました。
(体育の授業で外に出る前、下校前、など)
高校時代の友人には、「いつも日焼け止め塗ってるイメージ」を持たれていたらしいくらいです(苦笑)
でもそのおかげで、30過ぎても白肌キープできています!
エステサロンの特殊機械で潜在シミを見てもらいましたが、マリンスポーツが趣味で海辺によく居る(住んでる)にもかかわらず、潜在シミもなし。
その経験もあって、日焼け止めは最初に重ね塗りをするよりも、塗り直しが大事だと私は思っています。
汗や皮脂、外部からの刺激で知らず知らずのうちに日焼け止めも落ちてしまっています。
たとえSPF値の高い日焼け止めでも、「朝塗ったらもう安心!」ではありません。
「日焼け止めを塗っているけど焼ける」という人は、この”塗り直し”を見直してみるといいと思います。
日焼け止めを塗り直す前のひと手間
化粧直しをする時は、乳液などで軽くふき取ってから新たに日焼け止め(効果のあるアイテム)を塗ると日焼け止めが落ちにくく効果的です。
汗や皮脂が肌に残ったままでは、化粧崩れを起こしやすくなり、肌への刺激にもなります。
最悪、まだらになったり脂焼けすることも。。
全顔でなくても、焼けやすい頬のあたりや皮脂崩れしやすいTゾーン、額付近などの部分的なところだけでもいいと思います。
重ね塗りする日焼け止めは肌に優しいものを
日焼け止めは塗り直す事前提なので、肌に負担の少ない日焼け止めを選ぶことが大事なポイントです。
肌に優しく紫外線吸収剤不使用。
UVカットだけでなく化粧下地の役割も兼ねているものだと時短にもなり便利です。
私が好んで使用するのは、肌に優しく1本で何役もこなす多機能タイプの日焼け止め。
専用クレンジング不要で肌に負担をかけにくく、【日焼け止め・コンシーラー・化粧下地・美容液・毛穴カバー・カラーコントロール】ができる優れもの。
コンシーラーや毛穴用下地など、あれこれメイクを重ね塗りしなくて済みます。
そしてUVカットに加え、ブルーライトとPM2.5 などの大気汚染対策もできて、もう鉄壁!
肌に優しく多機能ものだと、メイク薄めの日は1つで済んでしまうので重宝してます。
まとめ
- 日焼け止めを重ね塗りしてもSPF数値の足し算の効果ではない
- 重ね塗りすることで汗や皮脂で効果が落ちるのを防ぐから単品使いより日焼け防止効果は得やすい
- 効果を持続させるためにこまめな塗り直し必要
- 塗りなおすときは一度軽くふきとってから
- 重ね塗りするなら肌に優しいものを選ぶ
正しい日焼け止めの重ね塗りでうまく紫外線防止対策して
白肌キープ&老化防止しちゃいましょう♪
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