こんにちは!旅生活中のkasumiです。
今、沖縄本島にいます。
とにかく日焼けしやすいので日々のケアに気を遣ってます。
・・・・・・ただ、
ダイビング友達から聞いた話で
日焼けした肌のケアにシーブリーズを使っている人が多いようなんです。
ん??
待って待って
シーブリーズは確かに”肌のクールダウンにはいい”けれど、使う場面を間違えていない??
聞けば、日焼けして肌が赤くなったりかゆくなったりしたときは
とりあえずシーブリーズ塗っとくそうで。。
( ゚Д゚)まじか。
いや、良いんだけれど、微妙に違う。
まれにかゆみを訴えてる人いたのもそのせい・・・・・・なのか??
(たまたまそんな人が揃ってただけかもしれないけど・・)
他に何使えばいいかわからないし、
コンビニでも手軽に買えるから、と。
そんな話を聞いたので、
日焼け後のケアにシーブリーズを使わない方がいい場合とその理由をまとめてみました。
日焼けケアにシーブリーズ使ってた人は
ちょっと成分と適切な使用用途を確認しなおしてみて~。
それから日焼けして赤くなり、
かゆみや皮むけしている肌の正しいケア方法も載せました。
日焼けケアにシーブリーズは適切なの?
どこでも手に入るシーブリーズですが、そもそもどんな場面で使うのが推奨されているのでしょうか??
改めて私も確認してみました。
デオ&ウォーターというパウダー配合で振って使用するタイプのものは、
スポーツ後の肌のクールダウン用として有名です。
公式HPに、使用場面の例が載っていました。
- お出かけ前に
- スポーツ後に
- べたつきを感じたときに
- お風呂上りに
- リフレッシュしたいときに
- 運動会等の行事で
スポーツで汗をかいた後や、お風呂上りに汗を抑えてさっぱりしたいときに使用するといいようですね。
私も学生時代には部活の後に使ってました。
しっかり日焼け止めを塗ったとか、屋内だったからなど、日焼けをしていないのなら特に何も問題ありません。
でも、確かに”肌をクールダウン”させるのですが、
日焼け後の肌にはやっぱりやめた方がいいです。
もう一度言いますが、シーブリーズを使わない方がいいのは
日焼けをして”炎症を起こしている肌” です。
特に痛みやかゆみが出てるなら尚更です。
そもそも”日焼け”ってヤケド状態と似てるので。
日焼け後は塗らない方がベターだし、日焼けの炎症を抑えようとしてるんなら逆効果。
もちろん炎症も起こしておらず、日焼け後でもなく、”単純に肌のクールダウン”ならOK。
それならシーブリーズはぴったりです。
シーブリーズを日焼けケアに使わない方がいい理由
さて、ではなぜ日焼け後の肌にシーブリーズを使わない方がいいのか?
順を追って説明していきます。
まず、日焼けはやけどと同じで、肌が炎症を起こしている状態です。
炎症をおこしている肌状態の時は、肌を刺激するものは避けた方がいい、ということは何となく分かると思います。
通常、やけどをした場合は冷やしますよね。
だから日焼けした肌は冷やすと良いんです。
ところが、”肌のクールダウン”ができるからとシーブリーズで肌を冷やそうとすると
シーブリーズに配合されているアルコールの成分が刺激になってしまうのです。
炎症を抑えるはずが、刺激物を入れている…ということに。
肌が丈夫なうちは、痒みや痛みなどの自覚できる感覚もあまりないかもしれませんが、肌に良いことではありません。
シーブリーズの成分を見てみましょう。
《シーブリーズの成分》
パラフェノールスルホン酸亜鉛、塩化ベンザルコニウム液、ユリエキス、ラベンダーエキス、シラカバエキス、精製水、エタノール、ポリアクリル酸アルキル、ナイロン末、メチルポリシロキサン、アルギン酸カルシウム、乳酸ナトリウム液、1、3-ブチレングリコール、乳酸、ベットナイト、1-メントール、香料
シーブリーズのデオ&ウォーターの成分の中にある”エタノール”(つまりアルコール)に注目。
日焼けして肌が炎症を起こしている時は、肌は過敏な状態です。
そんな時にアルコールが肌ダメージをさらに広げてしまう可能性があります。
敏感肌の人の中には、肌に触れる化粧水はノンアルコールのものを選ぶ、なんて人もいると思いますが、日焼けでダメージを受けた肌にも同じように、アルコール分のない低刺激なものが良いでしょう。
さらに、アルコールは肌に塗ると肌表面の水分を奪い蒸発するという特徴があります。
アルコールを肌にのせると、スーッとひんやりする感覚、ありませんか?
※シーブリーズにはメントールも入っているため、それもスーッと冷感を感じる要因の1つです。
肌がスーッとする冷感や爽快感は、アルコールが肌の水分を奪いながら蒸発して起きている感覚です。
さらに、肌の水分が蒸発すると乾燥しやすくなります。
ただでさえ日焼けした肌は、肌細胞の水分も失われ水分不足で乾燥しています。
そこへさらにアルコールの作用で肌表面の水分を奪ってしまうんですね。
日焼け後の肌にシーブリーズは絶対ダメ?
もちろんうっかりエタノール入りのものを塗ってしまっても、肌の弱い人でない限り、かゆみやかぶれなどの肌トラブルにまで発展することはまれでしょう。
絶対日焼け後にシーブリーズ使っちゃダメ!
というわけではありません。
けれど、少なくとも日焼けして敏感になっている肌には、できる限り刺激の少ないものでケアするのがおすすめです。
知っていて使うのと、知らずに使うのでは全然違いますしね。
ただ、一度浴びた紫外線のダメージは、一生皮膚に記憶されます。
だから、紫外線ダメージを受けないことはもちろんですが(完璧には難しいので)
日焼けした後のケアで紫外線ダメージを最小限にとどめることは大事なんです。
そこで、日焼けした肌に刺激になるものを使うか使わないかで数年後、数十年後の肌って違ってくると思いますしね。
私なら、日焼で炎症起こした肌にはできるだけ肌に優しいものを使いたいかな、と思います。
日焼けしたらシーブリーズ以外でどんなケアがいい?
さてさて、では日焼け後の肌にシーブリーズを塗る以外
どんなケアがいいんだろうと。
追記で日焼けした時の肌のケアについてもまとめておきました。
基本的な日焼け後のケア
- 冷やす(火傷なのでまずは冷やす)
- 保湿(水分が失われてるので肌の細胞を水分で満たす)
基本的にはこの2ステップです。
火傷した時のように、まずは冷やす。
水でぬらしたり、保冷剤をタオルでくるんで肌にあてます。
面積が大きい場合は水で濡らしたタオルを
冷蔵庫にいれて冷やし、体に巻くのもやりやすいですね。
あと大事なのは保湿!
この保湿を丁寧にできるかどうかでその後の肌質が変わってきます。
水分量の減った肌は硬く、
モチモチ感も減っちゃうんですよ~。
肌の老化に拍車もかかるので、しっかり保湿しましょう。
アルコール分の入ってない化粧水や、
日焼け後専用ローションなどでバシャバシャ浴びるようにつけます。
けっこうケチっちゃう人多いのですが、
ここで化粧水をケチると肌にも「ケチ加減」が現れますよ(; ・`д・´)
惜しみなく使えるように安いものでかまいません。
これを日焼けが落ち着くまで1週間くらい続けます。
かゆみがある場合
万一、日焼けしてかゆみが出てしまったらどんなケアをすればいいのか??ですが、
日焼けした後肌がかゆくなったり、
服が擦れるとチクチクするような痛みがある場合は、
保湿を重点的にすることが大事です。
むしろ、保湿を怠ってかゆみが出ている場合も多いです。
日焼けした直後はまず冷やす!
これに尽きるのですが、
冷やした後は必ず保湿して肌に水分を補ってください。
日焼けした肌は乾燥して、水分が失われています。
この乾燥が、かゆみのモトであることが多いです。
かゆみや痛みが治まるまで、徹底して保湿を心がけましょう。
- とにかく保湿
- アルコールの入っていない化粧水を使うといい
- 化粧水は冷蔵庫で冷やして使うといい
- 化粧水はコットンでなく手で優しくつける
- お風呂上りは特に念入りにつける
皮むけしてる場合
日焼けした後、皮がむけてしまう場合があります。
新しい皮膚に変わっている時ですね。
表面の古い肌細胞(角質)がはがれて、
奥から新しい肌細胞が出てきます。
普段から少しずつこの肌の入れ替わりが行われているけれど、
日焼けをすると急な炎症と乾燥で
一気にはがれやすくなってしまうんです。
はがれかかった部分を無理やりとろうとすると、十分に肌細胞が作られていないところまで取り去ってしまうことに。
再生しきってない皮膚が出てしまったところにまた紫外線があたると、シミのもとになってしまいます。
なるべく自然にはがれるのを待ちましょう。
我慢です。
ガーゼなどでめくれないように押さえておくのも良い手です。
同時に、しっかりと保湿をしてあげることで、皮のめくれも目立たなくなりますよ。
まとめ
どんな便利アイテムも優秀アイテムも、
使い方や使う場面を間違えては正しく効果を得られないこともあります。
シーブリーズはスポーツ後やお風呂上りに
サッパリする時にはベストです。
そして日焼けして過敏な状態の肌には
刺激の少ない成分のものでしっかり保湿をしてあげるのが一番です。
1度浴びた紫外線の影響をなかったことにはできませんが、
日焼けした後のケアをしっかりすることで、
肌ダメージを最小限に抑えることはできます。
日焼けケアは早めにしっかりと行っていけるといいですね。
ただたまに思うのですが、
暑い時にシーブリーズなどのスーッとする化粧水は
爽快感あって気持ちいいけれど、
「なぜスーッとするのか?」を考えたことある人ってどれくらいいるのかなあ?と。
それを知ってたら、
日焼け後の肌に使おうとしないんじゃないかな、と。
シーブリーズに限らず、化粧品や薬は、
”何も考えず”に便利だし手軽~って使ってると、
自分の体に”何か”起こってもしょうがない部分もあり・・。
「なんで?」を考えなかった自分のせいとも言えちゃいます。
自分の体に使うものだからこそ、
ちょっとした「なんで?」を見逃さないのが大事です。
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