読谷村にある天然酵母パンが人気のベーカリー「水円」に行ってきたので、パンの口コミレビューを画像つきでまとめました。アクセス方法と店の雰囲気、おすすめメニューも合わせて紹介します。水円に行く際の参考にどうぞ。
「ブレーメンの音楽隊だ」
水円の入り口まで来るとまず目にするのは、手彫りの看板。グリム童話に出てくるブレーメンの音楽隊を模した看板は、森の中に構えられた古民家のパン屋によく似合っていました。
きこりや赤ずきんちゃんまで出てきそうな、どこかメルヘンチックな世界観が漂うパン屋さんで、天然酵母パンを堪能する至福のティータイム。
【読谷村】水円へのアクセス
車で那覇方面から行く場合は、沖縄南ICで降り、58号線の喜名の交差点を左折します。
12号線沿いを走り、やちむんの里を通りすぎ、三叉路からある看板を辿っていきましょう。
この交差点で右斜め上の坂道を上っていきます。
看板を見逃さずに!自販機横に看板があります。このままもう少し直進。
バスでのアクセス
水円へバスで向かう場合の行き方は、「座喜味」バス停で下車します。
29番系統 読谷線(喜名廻り・久茂地経由)
62番系統 中部線
どちらも本数が少ないので注意!
私は58号線沿いの喜名バス停から歩きましたが、普段歩きなれてる人は喜名バス停から行く方がバスの本数もありますよ。(1時間に2本くらい)
座喜味城跡方面へ向かって歩いて行くと看板があります。
寄り道して座喜味城通り散策もおすすめ
水円に向かう途中にある座喜味城通りには、沖縄そばの店や、ぜんざいのカフェが出ています。この通りを寄り道していくのがおすすめです。まるみぬ茶屋では護佐丸そばを堪能したり、鶴亀堂ぜんざいで沖縄のぜんざいを食べるのもいいですね。
道端にシーサーが並ぶ坂道を登り切り、振り返ると眺めのいいひらけた景色が見えます。
座喜味城通りからパン屋水円に行くには、鶴亀堂ぜんざいのお店から坂道を下っていくと、右側にあります。
看板があるので、そこをさらに降りてちょっとした森の中へ入っていきます。
この先にちゃんと水円のパン屋がありますよ。
水円の店の雰囲気は?
水円は木々に囲まれた民家風のお店です。ブレーメンの音楽隊を模した手作りの看板が雰囲気あり、「森の中のパン屋さん」のイメージ(そのまんま)
店の外には青い布が敷かれた木のテーブルセットがあります。店内にもイートインスペースがあり、カフェメニューが用意されているので、家まで待ちきれない場合はカフェスペースを利用しましょう。
店内のイートインスペースは、長テーブル席・窓際のカウンター席・お座敷席、と3つの席があります。
昔ながらの民家を改築しており、あちこち人の手が入った温もりが伝わります。ほっこり和むお店ですね。
水円のカフェメニュー
水円のカフェメニューを参考までに紹介します。
※メニューは変更等ある場合があります。
私が行った時は、金美人参のポタージュスープと島大根のポタージュスープがありました。
上記はメニューの一部です。他にも変わった飲み物がありました。気になる人は実際にお店でチェックしてみてください。
水円の天然酵母パン
水円のパンは、自家製の酵母を使った天然酵母パンです。酵母には やんばるか宮崎県の無農薬玄米と、読谷村の紅芋、きび糖、小麦粉で10年ほどかけ継いでいるものを使用しています。
粉は 宮崎県、熊本県、北海道の石臼挽きの粉の他に、お店で挽いた粉も使い、材料は 粉、酵母、水、沖縄の海塩 と、とてもシンプルです。余計なものを混ぜていない”本来のパン”の味が楽しめます。
生地自体はずっしり重みがあり、少し酸味のあるハード系のパンです。黒糖やベリーの甘みがマッチします。
水円のパンメニュー
こちらが水円のパンメニューの一部です。
※パンの種類や値段は変更等ある場合があります。
水円のパンを食べてみた
私が買ったのは黒糖チーズパンとジンジャーナッツパンです。
黒糖チーズパンは、部屋で開けてみたら包みのセロファンにチーズの油分がべったりついていてパンが湿っていたのが残念。
ジンジャーナッツは、生姜の辛みがピリッとしっかり効いてておいしかったです。
前日のパンは15%オフで売られていました。イートインではなく持ち帰り用のパンは、ツバメのマークのついた紙袋に入れてもらえます。
お店の「ありがとう」というメッセージカードと、「日がたったパンのおいしい食べ方」の説明書きが添えられます。嬉しい心遣いですね。
日がたったパンのおいしい食べ方
パンは、日がたつと水分が抜けて硬くなってしまいます。硬くなったパンも美味しくいただく方法がパン屋水円さんから頂いた説明書きにのっていたので書き加えておきます。
《硬くなったパンを美味しく食べる方法》
硬くなったパンをスライスし、霧吹きなどでお水をパッと吹きかける
フライパンやオーブンでサッと蒸し焼きするように温める
蒸してもおいしいですが、蒸しすぎに注意しましょう。
トースターを使う場合も、水を吹きかけてサッと焼くとむっちりした食感が戻ります。
冷凍保存も可能です。冷凍保存したパンを食べる時は、自然解凍し、上記の温め方で温めれば美味しくいただけます。
【沖縄】水円のパンまとめ
きこりが立ち寄りそうな“森の中のパン屋さん“な雰囲気の「水円」は、素朴な小麦の味わいが美味しい天然酵母パンを味わえる和み系ベーカリーでした。
購入したパンをその場で食べられるカフェスペースも利用できて、テイクアウト以外の楽しみも広がります。
水円のその他の口コミをチェックする
住所 | 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味367 |
電話 | 098-958-3239 |
営業時間 | 10:30-日暮れまで |
定休日 | 月・火・水 |
駐車場 | あり |
支払い | カード/電子マネー不可 |
タバコ | 禁煙 |
公式サイト | http://suienmoon.com |
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