その発想はなかった。
花の形に型どられたライスのてっぺんには、イチゴ。
ライスの周りをエディブルフラワーで“盛った“カレーがぐるりと囲む。
この、フォトジェニックな見た目に騙されること勿れ。
「見た目で勝負しているのではない」と、良い意味で裏切られます。
「苺とごはんなんて合うの?」なんて深く考えず、カレーを食べてみてほしいのです。
特に焦がし玉ねぎのコクとエビの旨みが溶け合った「エビカリー」のうまさは震えるほど。
苺だって意外に、カレーに混ぜたら、美味しかったのです。
下北沢のカリーの惑星とは?
カレーの惑星とは、下北沢にある創作インドカレーのお店です。
“食べられる花”のエディブルフラワーやいちごのトッピング・・・・・・と、見た目はフォトジェニック全開のビジュアルカレーですが、ファンシーな見た目だけで勝負してはいません。深みと奥行きのある“味“も期待を裏切らないのです。
虜になる”うますぎるカレー”に出会えます。
カリーの惑星へのアクセス
カリーの惑星へのアクセスは、下北沢駅から徒歩約7分ほど。
外観は遠くから見るとカレー屋だとは気づきません。カメラ屋さん?
カリーの惑星の混雑状況と空いている時間
以前、土曜日の昼過ぎに店の前を通った時には、数メートルほど行列ができていました。20〜30代くらいのカップルや1人客中心。お店が小さいのでグループ客は見当たりませんでした。週末の昼時はやはり混雑を免れません。
今回は、平日の夕方18時頃にお店に向かいました。
すでにお店にいたのは、男女2人組と男性客1人。私が店にいる間にも客が入れ替わり、小さいお店ながら回転率も良く(カレーは注文すると割とすぐに出てきます)気軽に入れます。
カリーの惑星のメニュー
参考までにカリーの惑星のメニューを紹介します。
カレーの惑星のスパイスカレーを食べてみた
目の前に置かれたのは、ライスのてっぺんを陣取るいちごと、花びらや紫キャベツが散らされたファンシーなカレー。もう“アート“じゃん。
豆カレーとエビカレーの“あいがけ“を注文しました。
豆ペーストのようにひよこ豆等をすり潰し、もったりした豆カレーは、辛さ0の優しい味わい。他のカレーと混ぜて、辛さの中和役にするのにちょうどいいです。豆カレーには菜の花のようなものが入っていましたが、カレーがしっかりからんでいて何かよく分からず・・・・・・。
エビカレーはかなり気に入りました。クセになる! 入っているのはカシューナッツとバターだそうな。カシューナッツの風味とバターのまろやかなコク、エビの旨み・・・・・・控えめに言って旨すぎる。
エビカリーはメニューでは辛さ2となっていましたが、カレールゥで言うと甘口と中辛の間くらいでそれほど辛くありません。あいがけは豆カレーでなく、別のカレーでも良かったかも、と思ったくらい。次はそうしよう。
別のテーブルの男性が「めちゃくちゃ美味いんだけど」と友人と頷き合っていましたが、私も心の中で激しく同意していました。
サイドディッシュも楽しめるのがスパイスカレーの醍醐味。
添えられたキャベツの漬物は日本の浅漬けに近く食べやすい味付けです。塩茹でした緑豆、角切りりんごの入ったヨーグルトベースの“ライタ“も彩りを盛り上げています。
カリーの惑星まとめ
カレーの惑星は、ファンシーな盛り付けで目を楽しませ、スパイスと素材の旨みを引き出した複雑で奥行きのある味わいがクセになる多国籍カレーのお店でした。
フォトジェニックな見た目は女性にウケますが、虜になる味わいは男性ウケも良さそう。カップルで出かけるといいかも。
カレーの惑星 | |
住所 | 世田谷区北沢3-34-3石川荘1F |
電話 | 03-6407-9220 |
営業時間 | 11:30-19:30(LO) |
定休日 | なし |
駐車場 | なし|特Pで近くの駐車場を事前予約 (登録無料) |
支払い | カード・電子マネー不可・Q Rコード決済可 |
公式サイト | https://www.instagram.com/this.is.curry.planet |
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