【下北沢】身も心も満たされる。キッチンアンドカリーの新鮮で幸せなカレー体験

東京

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「お腹いっぱいになりました?」

ごはん屋さんの店員さんからかけられる言葉では、初めてでした。

「いかがでしたか?」は、たまにあるものの「お腹いっぱいになりました?」は、お店の人からというより、“お母さん“から声をかけられたみたいだなぁと思ったのです。

初めてなのに居心地の良さを感じるのは、スタッフさんの笑顔と心配りが陽だまりのようだからでしょうか。

一口ごとに変化する味と食感にスプーンが止まらず夢中で平らげると、満足感と共に「食べ終わってしまった」と寂しい気持ちになるほど。

おいしくて、あたたかくて、やさしい気持ちに包まれながら店を後にしました。

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下北沢のキッチンアンドカリーとは?

kitchen and curry(キッチンアンドカリー)は、店舗を持たない”流しのカレー屋”として人気の「and curry」が2018年に創作カレーの研究成果を発信する場(大きなキッチン)として店舗をオープンさせたのが「kitchen and CURRY」の始まりだそうです。

カレーレシピ本「and curryのフライデーカレー」も出版されているので、家でも作ってみたい人はレシピ本を真似て料理をしてみると良いかもしれません。

カレーは、高知県の「中里自然農園」から取り寄せた無農薬・無科学肥料の旬の野菜をたっぷり使った滋味深い味わいが特徴。

複数の契約農家から届く野菜は、全て“おまかせ“なため、届いた野菜を組み合わせて独自のカレーが出来上がります。

さらに、定番メニューは無く2日に1度メニューが入れ替わるため、「次はどんなカレーに出会えるんだろう?」と”次の味”を求めて足繁く通いたくなってしまうのです。

キッチンアンドカリーへのアクセス

キッチンアンドカリーのお店はm京王井の頭線新代田駅から徒歩5分ほど歩いた場所にあります。

小田急線・京王線下北沢駅からも徒歩15分ほどで到着します。

周囲は閑静な住宅街。(それも高級住宅ばかり)下北沢駅から歩いてくると、喧騒とのギャップが大きく、都会から避暑地に迷い込んだようです。

木の格子窓と重厚感ある黒い板張りの外壁が和風モダンな印象です。周囲の竹林に馴染んだ建物は、星野リゾートの設計にも携わる建築家が手掛けているのだとか。

店内は木の温もりが優しいテーブルと椅子が揃い、10席ほどが並びます。

おすすめの席はチュニジア産のものというタイル貼りのカウンター(カレーを撮影する時にタイルが映えて可愛い!)

手書きのメニュー表に描かれたかわいいネコのイラストに、またほっこり癒されます。

キッチンアンドカリーの混雑状況と空いている時間帯

私が訪れたのは平日金曜日の12:30過ぎ、春休み期間中です。

普段は店頭にあるボードに名前と人数を書いて待つ記帳式ですが、この日訪れた時には待っている人はおらず、記帳せずすぐに入店できました。

店内にはカップル1組、女性2人組、男性1人。年齢層は若く20〜30代が中心で、私がお店にいる間に20代くらいの女性もテイクアウトの注文に来ていました。

スタッフは皆女性で、キビキビ動きながらも笑顔と細やかな気遣いとお声がけをくださるので、1人での初来店でしたが終始居心地良くいられます。

常連のお客様も多いのか、スタッフの方へ差し入れを渡す人がいたり、会計時にしばらく世間話をして帰られる方も。地域の方に愛されているお店のようですね。

kasumi
kasumi

私も近所なら通いたい!
(でも近くない泣)

キッチンアンドカリーのメニュー

参考までにキッチンアンドカリーのメニューを紹介します。

メニュー

*春キャベツとチキンのキーマ(1200)
*ちぢみほうれん草とホタテのカレー(1200)
*ビーツのココナッツカレー(1200)

■あいがけ2種(1400)■3種(1600)
たまごのアチャール(200)
ごはん大盛り(100)

ドリンクメニュー等

台湾パイナップルのラッシー(400)
タンカンとクリームチーズのアイス(400)

発酵のプロ醤油醸造所がつくるクラフトコーラ
・薬膳発酵コーラ(600)
・ハーブ入り発酵ジンジャーエール(600)

ソフトドリンク
・ルイボスティ(300)
・季節のフルーツソーダ(600)
・ターメリックミルク(400)
・季節のラッシー(400)
・コーヒー(400)

他の日のメニューも「こんなカレー食べたことない!」という気になるカレーが目白押しだったので、参考までに載せてみます。

食材の意外な組み合わせを楽しめるメニューがたくさん!

kasumi
kasumi

カレーの概念を覆されるようなメニューがずらり。

具材の掛け合わせも独創的で面白い!

カレーメニュー

秋鮭とパクチーのカレー
いちじくラムキーマ
旬野菜の薬膳豆カレー
しらすとトマトのカレー
ナスのポークキーマ
夏野菜と豆乳のカレー
きゅうりの中華風ポークキーマ
夏野菜のサンバル
ホタテとセロリのカレー
鰆とセロリのカレー
島らっきょキーマ
ズッキーニのココナッツカレー
えびと豆乳のカレー
鹿とパクチーのカレー
里芋とチキンの味噌キーマ
バターナッツかぼちゃのココナッツカレー
レモングラスとチキンのカレー
小松菜とラムのキーマ
コールラビとフェンネルのココナッツカレー
コーンポタージュカレー
空芯菜と酒粕のカレー
ひよこ豆とひじきのカレー
ガパオ風チキンカレー

今後もまだまだ魅惑の創作カレーが次々生み出されるものと思われます。

キッチンアンドカリーのカレーを食べてみた

スパイスカレーは見た目の賑やかさもさることながら、一つの皿で色んな味と食感が楽しめるのが魅力ですが、キッチンアンドカリーは別格でした。久しぶりに出会えた“虜になるカレー“です。食べログ評価が高いのも頷けます。

スプラウトやスライスオニオンのシャキシャキ感、歯応えのいいレンズ豆、菜の花のような黄色と黄緑色のサイドディッシュは、口に入れるとほんのりココナッツの味がしました。

サワークリームのような酸味のあるまろやかなソースは、ゆかりとヨーグルトを混ぜた“ライタ“です。カレーに混ぜてさっぱりめに味変できます。

酸味甘味辛味、食感、ひと口ごとに味わいが変わり、水を飲むのも忘れてスプーンを口に運び続けてしまいました。

メニュー表に「おすすめの食べ方」が載っていたので参考にして食べるとより美味しくなるかもしれません。

おすすめの食べ方

①まずはそれぞれを少しずつスプーンですくって味わい、その後は少しずつ混ぜ合わせてください。

②副菜、トッピング、それぞれのカレー。場所によって味が違うのを楽しんだら、最後は全部混ぜてみるのもおすすめ。

一皿にカレーも副菜も全て乗せて、徐々に混ぜて食べる方法は、日本におけるスパイスカレーの世界では定番ですが、スリランカでの伝統的な食べ方がルーツとなっていると言われています。ぜひご自分の好きな食べ方を見つけてみてくださいね。
(Kitchen and curryメニュー表より)

キッチンアンドカリーまとめ

下北沢にあるキッチンアンドカリーは、意外な具材の組み合わせの虜になるカレーに出会えるほっこり温かなお店でした。

今まで食べたことのない新鮮な驚きと、どこか懐かしく体に染み渡る味わい・・・・・・お腹も心もほっこりと癒される体験をしにぜひ足を運んで見てください。

※カレーをシェアする場合は、1人につきワンドリンクオーダー制です。

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kitchen and CURRY
住所世田谷区羽根木1-21-24亀甲新い1F
電話03-6304-7784
営業時間11:30-15:00 土〜夕方頃
木曜 は18:00〜21:00も営業
定休日月・火曜休み
駐車場なし|特Pで近くの駐車場を事前確保(登録無料)
支払いカード/電子マネー/QRコード決済可
テイクアウトOK
公式サイトhttp://www.andcurry.com/
東京
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kasumi0

20都市に住みながら心地良い環境と働き方を追求
夢目標無し”何となく“生きてきた毎日を劇的に変える
■仕事続かずスキルもない落ちこぼれ→3ヶ月で3800万円売上の営業
■PCスキル皆無→1年独学でWebサイトオープン&ライターの仕事もスタート
■時間と場所に縛られた仕事→選択の自由ある環境と働き方
元美容部員&予防アドバイザー/トラベルライター/ベンチャー企業新規事業サポ

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