髪が急にベタベタする原因と解消法|洗っても乾かしてもダメなら?

美容

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  • 「ある日急に髪がろうそくの蝋でも塗られたみたいにベタベタして、元に戻らない。」
  • 「いくら洗い流しても乾かしても、べたつく。」
  • 「髪のベタつきが取れない…」

沖縄生活を始めて数日…ある日突然、洗髪後に髪がベタベタして上記のような状態が続きました。

急な髪のベタつきを治すために、ありとあらゆる方法を調べては試して…を繰り返し、結果的に元のサラサラ髪に戻せました。

試行錯誤するうちに、髪がベタベタになった原因や対策を知る事ができ、また同じ事が起こっても対応できるアイテムも見つけた事は良い収穫です。

また、髪が急にベタベタする原因を知った事で、また同じ事を繰り返さないよう注意すべき事を知れたのは予防の意味でも良かったです。

私以外にも急に髪がベタベタして困惑している人がいそうなので、この記事に改善策やアイテムなどをまとめておきます。

まったく同じ原因かはわからないですが、解決方法の参考の一つになれば幸いです。

ベタベタ髪から抜け出してサラサラヘアーを取り戻しましょう!

最終的に髪がベタベタする状況から抜け出せたアイテムはこの2つ。

ノンシリコンシャンプーを使っていてベタベタするようになった人も、シリコン入りのシャンプーを使っていてベタベタする人も、どちらも解決できます

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髪を洗ったのにベタベタ。乾かしてもべたつく

まず、今回の髪のべたつきの状態はこんな感じでした。

  • 髪が急にベタベタするようになった
  • 再度お湯で洗い流してもベタベタする
  • ドライヤーで乾かした後もべたつく
  • べたつくのは頭皮ではなく髪の毛
  • 髪の1本1本にろうそくの蝋でも塗ったみたいな質感
  • 指が通らない(”指通りが悪い”どころじゃない)
  • シリコン製のブラシでとかしたら粘着質のナニカがブラシの1本1本にべったりついていた

何度もお湯で洗い流してもドライヤーで乾かしてもべたつく。

スタイリング剤も洗い流さないトリートメントもこの時は使用していません。

自分の髪のベタベタ加減に驚愕どころか恐怖を覚える・・という状態。

なんなのこれ((((;゚Д゚))))

ドライヤーでも一向に髪が乾かなくて、「もしやシャンプー流し忘れた⁈」と思ってもう一回すすいでも変わりません。

「髪は女の命」

なんていうけれど、その命がベッタベタなんですけど。

脂まみれでもう息も絶え絶え。

どうすれば良いのこれ。

先に書いておきますが、こんな状態になると何度もお湯で洗い流そうとしても再度シャンプーしても無理です。

頭皮の乾燥や皮脂が原因ではない

解決策はないものかと調べてみても、出てくるのは”頭皮の皮脂の出過ぎだとか乾燥だ”ってもの。

いやいや、頭皮じゃなくて毛髪!

щ(゚Д゚щ)!!

「皮脂にしては納得できない部分が多すぎる!!」と腑に落ちなかったんですよね。

多少は原因として考えられるものの、さすがに髪の毛が蝋を塗ったようにはならないでしょう。

何より、シリコン製のブラシにべったりついた粘着性のナニカは、皮脂とは違いすぎます・・。

ちなみに、シリコン製のブラシに粘着性のナニカがついた写真も撮ってみたのですが、あまりに絵面として酷かったので載せられません。

急な髪のべたつきの原因は?

髪がベタベタになった原因を考えてみると、たどり着いた原因がこの2つ。

  1. シャンプーやトリートメントに配合されたコーティング成分が蓄積した
  2. 洗浄力の優しいシャンプーに切り替えた

問題は、上記の2つの条件が揃ったこと。

髪をきれいな状態に保つには、髪の皮脂や汚れの度合いと、シャンプーの洗浄力の強さが同じじゃないとダメだったんです。

皮脂や汚れなどが多くて洗浄力が弱いとべたつくし、皮脂や汚れが少ないのに洗浄力が強いとかぶれたり乾燥してフケやかえって皮脂を招くこともあるし・・

大事なのはバランス。

今回は、長年のコーティング剤の蓄積に加えて、シャンプーを洗浄力の弱いものに切り替えてしまったことが原因じゃないかと思います。

以前にも何度か、毛髪がベタベタするようなことがありました。

でもすぐに元に戻ったし、たまたまかな?と放置。

それを何度も繰り返し、今回特にひどい状態になって表面化。

・・・したと思われます。

髪にたまるコーティング剤

一番の原因は、髪に蓄積されたコーティング剤でした。

コーティング剤は、洗い流さないトリートメントやシャンプーなど、色々なヘアケア商品に入っています。

また、美容院での施術でも髪の保護や手触りを良くするために使われますよね。

カラーリングやパーマ後に必ずと言って良いほど勧められますが、そんな風に気づかないうちに色々な所でコーティング剤をくっつけていたのかもしれません。

コーティング剤のひとつにあるのが、「シリコン

シャンプーなどにこんな表記で書かれています。

  • シリコン
  • ジメチコン
  • シクロペンタシロキサン
  • ポリマー

一度手持ちのシャンプーやトリートメントに記述がないか確認してみるといいかも。

特にしっとりタイプやダメージヘア用のものなど補修効果が高いものほど、たくさん使われています。

そういえば、私、髪がべたべたする前にクリームシャンプーを使っていました

しかも超濃密のやつ!

洗い流さないトリートメントも、使用していたのは「しっとりタイプ」

でも、問題はこのシリコンじゃありません。

シリコンは、髪を保護してダメージを食い止めてくれます。

シリコンがダメだと早合点してノンシリコンシャンプーに変えると、カラーやパーマ、ロングヘアの人などは、髪のダメージが目立ったり、よりひどくなることもあるそうです。

なんと!

ノンシリコンシャンプーは、まっさらな健康な髪の人向けなんですね。

原因はシリコンではなく、

 

コーティング剤がたっぷりたまった状態で、頭皮に優しいという洗浄力の弱いシャンプーに変えてしまったこと、でした。

 

頭皮や毛髪の脂と洗浄力のバランスが狂ってしまったんですね。

脂や汚れが落とし切れないまま、さらに上から洗い流さないトリートメントなどでコーティングを繰り返して悪化しました。

ノンシリコンシャンプーが流行ったあと、アミノ酸系シャンプーが流行りましたが、アミノ酸界面活性剤を主に使っているシャンプーは髪に残りやすいという特徴があります。

アミノ酸シャンプーはすすぎをしっかり行わないと髪に残ってトラブルの元になりやすいので注意!

洗い残しがある部分を、トリートメント等でコーティングしてしまうと余計にくっついて、どんなに洗い流しても髪に残ってしまうそうです。

CMなどの広告に踊らされて色々使ってみちゃいましたが、洗浄力やコーティング剤のことまで知ろうともせずに使ってたのがダメでしたね。

髪に足したものと落とすもののバランスが崩れてしまっていては、キレイな髪も維持できないという教訓を得ました。

ウェットヘアーは注意

最近はウェットヘアーが流行りでヘアオイルをしっかり使うのでこれも要注意。

髪の毛に油分がどんどん蓄積し、たまに使うトリートメントで蓄積した余分な油分をとじこめてしまうとまたベタベタになることも・・・ありました。(反省)

お店でスタイリング剤やヘアケア商品のテスターを使ったときも油分上乗せされていましたね。

ウェット系ヘアスタイルにした時などは、 洗浄力の強すぎないシャンプーで その日の油分はその日のうちに洗い流すようにします。

髪がベタベタしたときの改善・解消法

さて、頭皮や髪の脂と洗浄力のバランスを整える為に私が行った解消法をご紹介します。

髪に溜まった脂や汚れ=シャンプーの洗浄力

↑のバランスを見つけることです。

※私の改善法が全員に効果あるとは限りません。

髪の状態も今まで使ってきたシャンプーやトリートメントも違い、髪の皮脂バランスは人それぞれのはずだから。

自分で試行錯誤して「自分に合った」正解を見つけるしかありません。

今回の髪のベタベタは、『髪に溜まった脂や汚れ>シャンプーの洗浄力』洗浄力が弱くなってバランスが崩れたことが原因。

そこでたどり着いた解決方法がこちら。

髪に蓄積されたコーティング剤を落とすシャンプーを使用する

ノンシリコンのシャンプーに変えても、洗い流さないトリートメントやスタイリング剤、ヘアオイル等を使ったら、また髪に蓄積していきます。

だから毎日でないにしろトリートメントのようなものを使い続けるなら、あまり意味がないかも?と思いました。

しかもシャンプーはノンシリコンでもトリートメントはシリコン入りってのが多いので、気をつけていてもどこでつけてしまうか分かりません。

美容院やお店のテスターなど、いちいち確認するのも大変だし、そこまで神経遣ってピリピリするのも嫌だなあと。

そこで、困った時のお助けアイテムを常備しておくようにしました。

普段は頻繁に使わないけれど、いざという時「あって良かった~」と活躍する折り畳み傘や戸棚の中のカップ麺のような存在なのです。

急な髪のべたつきを解消するアイテム

最初にたどり着いた急な髪のべたつきを解消してくれるアイテムは、ディアテックのプレシャンプー。

ディアテックカウンセリングプレシャンプー

 

感想はこちらの記事を参考にどうぞ。

【関連記事】ディアテックカウンセリングプレシャンプーの使い方と感想・個人口コミまとめ

 

ドラッグストアなど普通のお店では取扱いがないため、ネット通販利用になります。

シャンプーを買い足すことに抵抗があったのですが、(すでにノンシリコンシャンプーも用意しちゃってたし)

それでも惹かれたポイントはこの辺り。

  • 普通のシャンプーではなくプレシャンプーだから他のシャンプーと併用できる
  • 単品使いもOK
  • 敏感肌でもOKな低刺激でパサパサしない
  • 普通のシャンプーで落ちにくい皮膜はしっかり落としてくれる

ただし、デメリットもあるのです。

残念なことに大容量の1ℓ入りのみしか無く、使い切る前に品質悪化しないかと心配になってきます。

置き場所にも困りますしね。*

また、単品使いもできるそうですが、髪の汚れや余分な脂を落とすことだけに特化しているため、トリートメント効果は一切なく、単品使いだと手触りも見た目もパサパサになりがちです。

基本的には”プレシャンプー”という名前の通り、普通のシャンプーの前に取り入れるものなので、2回シャンプーが必要ということ。

地味に面倒くさい・・。

急な髪のべたつきを解消するその他の方法

急な髪のべたべたを改善する方法として他のものもありましたが、どれもイマイチ。

  • 普通の炭酸水で何度も洗い流す
  • 美容院で毎月炭酸シャンプーする

『ベタベタがとれるまで炭酸水で何度も髪を洗い流す』という方法は、やってみるとわかりますが、けっこう、いやかなり面倒くさいです。

1度じゃ改善されませんし、炭酸水の後はシリコン等のコーティング成分の入ってないシャンプーで普通に洗って1ヶ月くらい様子見するのですが、洗面器に炭酸水はって髪を浸すのも手間だし、結局合計でかなりお金がかかるんですよ。

美容院で毎月炭酸シャンプーという方法もありますが、一発で取れなければ最初は頻度多めに通った方がいいです。

人の手でやってもらうのは気持ちいいですが、セルフケアより高額。

髪がベタベタしたら即予約をとって予定を開けられるとも限りません。

それよりも、ヘアカラーも楽しみながら髪の様子を見ていつでも自分でメンテができるように髪のデトックス用のシャンプーを持っていた方が心強いし、好きにヘアケアも楽しめます♪

ベタベタするたびに悩んだり、ヘアケアに使うものをあれこれ制限してストレスにするのも嫌!

そんなわけで、今はこの炭酸シャンプーを常備してときどき使っています。

ちなみに普段は、ノンシリコンのシャンプー&ノンシリコントリートメントを常用。

【関連記事】ナプラケアテクトHBカラーシャンプー【辿り着いたノンシリコンのヘアケア】

追記(2023,5)

ナプラケアテクトHBカラーシャンプーから雑誌でも度々取り上げられるukaのシャンプー&トリートメントに変えました。香りも最高に好みで、ノンシリコンタイプもあり。カラーケア専用のシャンプーは、カラーリング剤で変わる髪のPH値を整える仕様です。

髪が急にベタベタするようになった事件のその後

この「髪が急にベタベタになる事件」から気づけたことは、自分の頭皮や毛髪の皮脂バランスを把握した上でのシャンプー選びが大事ってこと。

CMとか見ていると魅力的なものがいっぱいあるけれど、自分に使うものにどんな成分が含まれていてどんな影響を起こすのかは、いつも”実体験”してからわかります。

ノンシリコンやアミノ酸など、新しく注目された色んな成分をどんどん髪に重ねていくと、その結果どんな化学反応が起きるかわからないです。

商品に振り回されて情報にも振り回されてました( ;∀;)

自分が使うものにはいったいどんな成分が使われているのかちゃんと調べてから使った方がいいのだなと身に沁みました。。

かなり髪の調子が良いです。

年単位で時間をかけて素の髪がきれいな状態に近づけていきます!

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この記事を書いた人
kasumi0

20都市に住みながら心地良い環境と働き方を追求
夢目標無し”何となく“生きてきた毎日を劇的に変える
■仕事続かずスキルもない落ちこぼれ→3ヶ月で3800万円売上の営業
■PCスキル皆無→1年独学でWebサイトオープン&ライターの仕事もスタート
■時間と場所に縛られた仕事→選択の自由ある環境と働き方
元美容部員&予防アドバイザー/トラベルライター/ベンチャー企業新規事業サポ

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