ノンシリコンのカラーヘアケアシャンプー「ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメント」を3回ほどリピートし続けたので、髪の変化と共に使用感想をまとめました。カラーヘアケアのノンシリコンシャンプーの特徴やその成分、正しい使い方(シャンプー方法)も載せています。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメントを3回リピートしているkasumiです。
もともと髪が急にベタベタしてから、良いシャンプーを探すためにあれこれ調べ、たどり着いたシャンプーが「ナプラケアテクトHBカラーシャンプーとトリートメント」でした。その後も約3年ほど良い状態が継続しています。
今回は、このノンシリコンシャンプー&コンディショナー「ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメント」の使用感想と共に、使い方や魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。
髪が(頭皮じゃなくて)ベタベタして気になる人や、ノンシリコンのヘアケア商品・カラーヘアケア商品を探している人は参考にどうぞ。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーを選んだきっかけ
きっかけは、 髪が急にベタベタ し始めて、何回もお湯ですすいでも二度洗いしても、ドライヤーで乾かしても、ろうそくのろうのような油分がべったりくっついて取れなくなり、改善できるシャンプーを探し始めたことです。
こんなことある?
我が身に起こった髪の変化に呆然とし、ろうそくのろうのような付着物に唖然とし、それはもうネットや本などで原因を探しまくりました。
だいたい「頭皮のベタベタ」については情報があるのだけれど、頭皮は特にべた付いていなかったので混乱。
じゃ、このベタベタなに?!
あれこれ調べて自分で推測したのが、「トリートメントなどのヘアケア剤が髪の表面に蓄積し、シャンプーの洗浄力を優しいものに変えたことで、必要な油分と洗浄力のバランスが崩れた」のではないか、ということです。
あくまでも私の推測でした。 けれど、結果的にその推測はあながち間違っていなかったようで、洗浄力のバランスに気をつけながらシャンプー選びをしてみたらうまくいきました。
その時に選んだシャンプーの一つが「ナプラケアテクトHBカラーシャンプー」です。
頭皮ではなく、髪の毛が急にベタベタしだした人は、一度この「ディアテック デザイニング カウンセリングプレシャンプー」と「ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメント」をセットで試してみる事をおすすめします。
もちろん、髪がベタベタする原因は人それぞれなので、合う人合わない人がいるとは思いますが、原因が私と同じであれば解決するはずです。
私がナプラケアテクトHBカラーシャンプーを知ったのは、「化学者が美肌コスメを選んだら」の著者、かずのすけさんのブログからです。 成分的に髪に優しくおすすめなシャンプー・トリートメントとして紹介されていました。
私も高校時代からカラーリングを繰り返していた事と「ヘマチン」が入っているシャンプーは良い、という事を以前美容師さんから聞いていたので購入に踏み切りました。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーとは?
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメントは、ナプラという会社のケアテクトHBシャンプー&トリートメントシリーズの一つです。
シャンプーだけでなくトリートメントもすべてシリコーンフリーの自然派ヘアケアシリーズとして展開しています。
緑色のボトルは「カラーケア」に特化した商品の目印。 カラーリングで傷んだ髪のケアやヘアカラーの持ちを良くしたいならこちらがおすすめです。
詳しくは後述しますが、ヘアケアとして重要なヘマチンという成分をしっかり配合している事が一番のポイントです。
他にもダメージヘア用のリペアシリーズや頭皮ケア用のスキャルプシリーズなどがあります。自分の髪の状況やケアしたい悩みに合わせて選べるのが良いですね。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーの成分
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメントの成分の大きな特徴は以下の3つです。
・加水分解ヒアルロン酸配合
・6種類のハーブエキス配合
細かい成分をチェックしてみても、シリコンは入っていません。 ボトルに記載されている成分と原材料はこちらです。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー&トリートメントの最大の特徴は、ヘマチンが配合されている点。このヘマチンが、髪のダメージ修復にとっても活躍してくれます。
ヘマチンについて
ヘマチンは通常、赤血球中の血色素であるヘモグロビンの一部「グロビン」と結合している成分です。 シャンプーには、そこからヘマチンだけ分離して取り出し配合されています。
「ヘマチン」には、似た分子構造のものと結びついて安定しようとする性質があります。髪の主成分である「ケラチン」は「グロビン」の分子構造と似ているため、 「ヘマチン」は「グロビン」と似ている「ケラチン(髪の主成分)」と結びついて髪を補修してくれるのです。
毛髪内部に浸透しやすいというのも特徴の一つ。使ってみるとシリコンのように表面を膜で覆ってしまうのとは違い、髪そのものの手触りから変わってきたように思います。
また、ヘマチンはカラーやパーマをした後髪に残る「残留アルカリ」を除去してくれるという働きもあります。カラーやパーマ後のダメージが少なく、持ちがよくなるのも嬉しいポイントです。
さらに、紫外線を吸収してくれる作用があるため、髪のダメージを抑えることもできるんですよ。
・髪の主成分と結びつき補修
・残留アルカリを除去
・紫外線を吸収
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーの使い方
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーは優秀ですが、いくらシャンプーが良いものであっても、使い方が下手だったら意味ありません。きっちり正しいシャンプー方法で洗いましょう。
- まずは頭皮も髪もしっかり濡らす(シャワーで2分くらい)
- 手のひらに500円玉ほどを出して手のひらで軽く泡立てる
- 髪につけ、空気を含ませるように泡立てる
- 頭皮を中心に指の腹で優しく洗う
- ふつうのシャンプー時よりもしっかりすすぐ
シャンプーを髪につける前に、お湯で頭皮までしっかりと濡らしておくのがポイントです。 時間にすると2分くらいを目安にします。
以前の私は、シャンプー前の洗いが不十分でした。 自分ではしっかり濡らしていると思っていたのに、時間を測ってみたら1分くらい。
2分間お湯でしっかりそそぐようにすると、この時点で頭皮の汚れの大半を落とせます。
ナプラカラーケアテクトHBカラーシャンプーは、泡立ちにくいです。軽く手のひらでシャンプーをすり合わせてから髪につけていくようにするとうまく洗えます。
また、頭頂部から前面はきちんと洗えていても、後頭部周辺は洗えていない人がほとんどです。頭頂部から前面・後頭部左側・後頭部右側、と3ブロックくらいに分けて洗うようにすると洗い残しがありません。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーの使用感想
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー・トリートメントを3回ほどリピートして使い続けた結果の使用感想をまとめました。
使用後の変化で気づいた点は2つあります。
- 髪の質感が柔らかくなった
- ヘアカラーの持ちが良くなった
1.髪の質感が柔らかくなった
まずはシャンプー、トリートメントともに計3回ずつリピートし続けた一番の髪の変化は質感が柔らかく変わった事です。
私の元々の髪はしっかりしていて硬め。毛量は多めです。ところが「ナプラケアテクトHBカラーシャンプー」を使用し続けているうちに、髪の質感が柔らかく扱いやすくなってきました。
髪の太さは変わっていませんが、質感が変わったのは嬉しいですね。特にヘアカラー後の手触りが違います。
2.ヘアカラーの持ちが良くなった
2つ目の変化は、ヘアカラーの持ちが良くなった事です。
私は3ヶ月に1回フルカラーをし、それ以外はリタッチを利用。比較的暗めのカラーリングの時はリタッチもなしでトリートメントやヘッドスパのみオーダーすることが多いです。
フルカラーをしても3ヶ月経つ頃には、2トーンほど明るくなってしまい、髪の根本との色の違いが気になってくるのですが、ナプラカラーケアテクトを使い始めてからは、カラーリングの持ちが良くなってきました。
もちろん、全くカラーが落ちない、というわけではありませんが、以前に比べて明るみが軽減されているのです。これも嬉しい変化ですね。
ヘアカラー後のケアが重要
ヘアカラーの持ちや手触りは、ヘアカラー直後からのケアが重要になってきます。
ヘアカラー後の髪はキューティクルが開くため、傷みやすくとてもデリケートな状態です。だからこそ、ヘアカラー後の自宅でのヘアケアが、その後の髪の質感やダメージを左右するのだと美容師さんに教わったことがあります。
ヘアカラーを繰り返している人は、ヘアカラー後2週間くらいの自宅でのヘアケアが勝負。
この時期に傷んだキューティクルをきちんと補修することが大事なのですが、多くの人はこの時期にシリコン入りのヘアケア剤を使い、補修成分の浸透をも防いでしまっています。ケア成分が浸透しないようシリコンが邪魔してしまっているのですね。
シリコンは手触りが良くなり、ヘアカラーした傷んだ髪のまとまりを良くします。ところが、ヘアカラー直後の傷んだ状態では、髪の表面を覆ってしまうことで他の補修成分が浸透しにくい状態を作り出してしまうのです。
シリコンも使うタイミングや使い方によっては、マイナスに働いてしまいます。そして、傷んだキューティクルが補修されないままではカラーリングを繰り返すたびに、どんどん毛先からパッサパサのダメージ毛になってきてしまうのです。
カラーリング直後は特に、シリコン入りのもので髪の表面を覆ってしまわずに、かつ髪の補修ができるヘアケアが理想なのです。※このケア方法がすべてではありません
ナプラカラーケアテクトHBカラーシャンプーは、カラーリングをする人にとってはおすすめのヘアケアシャンプーと言えるでしょう。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーはカラーリング直後のヘアケアにおすすめ
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーは、名前の通りカラーリングした髪のケアに特化したシャンプーです。ですので、ヘアカラー後のケアにおすすめします。
シャンプーもトリートメントもノンシリコンというところがメリットです。 (どちらか片方だけがノンシリコンというものが多いですよね)カラーリング後に使用したとしても、髪の表面を覆うことなく髪の内部に補修成分が届くようになっているのです。
しかも、髪の補修成分として優秀なケラチン配合!!
髪のしくみやヘアケアの理論を聞いて「へえ~そうなのか。」とは思っていましたが、やっぱり実際に自分の髪で実感できると嬉しいですね。
もちろん変化や質感は感じ方にも個人差があるので100人いたら100通りの反応がありそうですが、シャンプージプシーだった私がここ数年は浮気していないお気に入りのシャンプーです。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーのデメリット
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーの特徴の一つに、泡立ちにくさがあります。
顔同様に髪も泡で洗うのが一般的となっている中で、泡立ちにくい点は敬遠されがちなデメリットかもしれません。
ただ、一般的なシャンプーには泡立ちを良くする成分が入っていることが多く、「洗えている気」になってしまう場合もあるのだとか。
有名どころだとジョンマスターオーガニックなどのシャンプーも泡立ち成分は入っていませんが、単純に「泡立ちにくい=汚れが落ちない」というわけではありません。
私も泡立ちにくいとは思いましたが、シャンプー後に洗えていない感じも無く頭皮のべたつきもなかったので、泡立ちについては慣れてしまいました。
きちんと頭皮中心に指の腹で優しく洗う、というシャンプーの基本ができていれば大丈夫です。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーはドラッグストアにある?
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーは、一般的なドラッグストアには置かれていません。
一部の美容院か通販での販売となります。
きちんとしたシャンプーやトリートメントは、だいたいドラッグストアには陳列されていないことが多いですが、ナプラのシャンプーも同様ですね。
ナプラケアテクトHBカラーシャンプーは、ネット通販で手に入れましょう。 Amazonや楽天市場で手に入ります。
ナプラカラーシャンプー・トリートメントの種類と値段
ナプラケアテクトHBカラーシャンプー&トリートメントの種類は2種類あります。
V(ハリ・コシタイプ):ボリューム感を与える
シャンプーのボトルサイズも2種類です。
リフィル: 700ml(定価3,400円) 1,200ml(定価5,200円)
リフィル :600g(定価4,100円), 1,200g(定価7,600円)
リフィルが用意されており、2回目以降リピートしやすいのが嬉しいポイントです。
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